親子でチャレンジ
ゴールを奪うために!シュートを打てる"スペースをつかう"【いまさら聞けないマークを外す動き3】
公開:2015年11月25日 更新:2023年6月30日
答え 「シュートを打てる有利なスペースをつかう」
■いい例
1.マークの背後のスペースに動きだし
シュートを打てるスペースでパスを受けると
3.いい体勢でシュートを打つことができる
■わるい例
1.マークの目の前でボールをもらおうとしたり
2.パスはもらえず、せっかく相手の背後のスペースに動いても
3.シュートを打てるスペースでボールをもらわないとシュートは打てない
■ポイント3 シュートを打てるスペースまでのルートを想像する
答えを聞いたらとても簡単です。しかし、シュートを打てる有利なスペースを“つかう”ことは、簡単ではありません。その理由は、シュートを打てる有利なスペースに“入る”ことではないからです。
“入る”と“つかう”では、大きな違いがあります。
シュートを打てるスペースを見つけると、どうしても先に入りたくなります。しかし、なぜかシュートが打てなかった経験はないでしょうか? また、シュートを打てるスペースがあったはずなのに、なぜか阻まれた経験はないでしょうか?
これはJリーグの試合でもよく見かける光景です。最初からシュートを打てるスペースに入ってしまうと、相手にそのスペースを知らせることになり、結局はシュートチャンスをつぶされてしまいます。
ゴールをとるためにはシュートを放たなければなりません。だから、自分のところにボールが届くまでは相手DFにシュートを打てる有利なスペースを悟られることなく、彼らの目をかいくぐりながら、そのスペースまでたどりつくことが求められます。
つまり、そのスペースをつかうためのフィニッシュイメージが必要になります。具体的に説明すると、どの位置からどのスペースに入ってシュートを放つのかというルートをイメージできる力です。
この準備こそが重要です。見つけたスペースまでのルートを考えながら走り、DFと駆け引きをしながら何度もマークを外す動きを繰り返してボールを呼び込むことでシュートチャンスをつかみ、ゴールを陥れる機会を増やすのです。前述した通り、このチャレンジが相手に脅威を与え、守備ラインを混乱にも陥れるのです。
だから、ゴールを意識した“マークを外す動き”は、まずシュートを打てる有利なスペースを見つけることから始まり、どんなルートをたどってシュートまでもっていけるかというイメージ力を身につけなければなりません。
そのためにダイアゴナル、DFの視野から消える動き、ダッシュ&ストップ&ゴーなどのオフ・ザ・ボールのテクニックを駆使するのです。ちなみに、この動きはフットサルを参考にしてもいいでしょう。
とにかくマークを外す動きが、シュートを打てる有利なスペースをつかうための手段として最も役立つことは間違いないでしょう。
●おすすめ商品●
プロの試合をお手本に「マークを外す動き」を身につける!
プロの試合映像をもとに、サッカーサービス社のコーチ陣が「マークを外す動き」など13歳までに覚えておきたい個人戦術を徹底解説。実際のプロ選手の動きから学ぶことで、自分の試合でも実践することができます。 知のサッカー2巻>>サッカーサービスが教える
「世界で活躍するサッカー選手の育て方」を無料配信!
サッカーサービスによる「知のサッカーメルマガ(無料)」に登録しよう!
※このメール配信はいつでも簡単に解除することが可能です。