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■正しくお箸を持つためには?
自然に持ち方を覚えるお子さんもいますが、やはり親御さんの影響がとても大きいものです。
幼稚園や学校でも教える機会が設けられてはいますが、やはり人数が多すぎて細かなところまでは目が行き届きません。その意味でも、お父さん・お母さんが1対1でお子さんに教えるのが一番です。
「こうやって持つんだよ」と教えても一度で正しく持てるようになるわけではないので、根気よく続けいただきたいですね。幼少期であれば、二人羽織ではないですが、手とり足とり教える必要があるでしょう。
1、2週間、しっかりと教えれば、正しい持ち方でできるようになりますので、お父さん・お母さんにとっては少し大変ですが、お子さんの箸の持ち方に、変な癖がつく前に、正してあげましょう。
<続く>
取材協力/株式会社兵左衛門
広報:吉田和史さん
株式会社兵左衛門
日本の食文化の一つであるお箸を作り、販売している兵左衛門。店内には大人用だけでなく、子ども用やお弁当用など、さまざまな種類のものを扱っています。毎日の食事がもっとおいしく、もっと楽しくなる方法を考え、意外と知られていない"箸"のことを広く皆さんに伝えながら、いつまでもつきあっていける"箸作り"を続けている。またお箸の製造・販売だけでなく、「お箸の知育教室」など、子どもたちへの食育活動も行っている。
身体に優しく、美しいお箸がそろっています。
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取材・文/石井宏美
写真/サカイク編集部