■果物は毎日摂りいれよう!
さらに、果物は毎食後、子どものこぶし程度の分量を食べましょう。骨の真ん中にある軟骨はたんぱく質と、ビタミンCからなるコラーゲンで出来ています。たんぱく質にあたる主菜とビタミンCを多く含む果物を食べることによって軟骨ができるので、骨が作られる子どもの時期には、毎食後必ず果物を食べましょう。
また、ウナギ、レバー(しっかりと火を通しましょう)、豚肉、練りゴマなどはビタミンB群が豊富なので、積極的に食べたい食材です。煮干、しらす干、ナッツ類、玉子などは、ミネラルが豊富なので、骨や血液を作る助けとなります。毎日の食事に加えるようにしましょう。
夏にしっかりと食べることができると、3カ月後に体が変わります。11~12月はサッカーの試合も多い時期。この時期に活躍できる体を作るために、夏休みにしっかりと栄養を摂りましょう。
今井愛//
いまいあい
管理栄養士。神奈川県を中心に、神奈川県体育協会、横浜市体育協会、市町村等に、スポーツ栄養支援や食育活動を行っている。これまでに、平塚市のジュニアチームや横浜FCジュニアでの食育活動や、お父さん・お母さんのための食育講演、研修なども精力的に行っている。2人のお子様を持つ、お母さんでもある。
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取材・文/kilohana 前田陽子