インタビュー
「世界に挑戦する日本代表に、熱い応援を届けたい」サッカー日本代表を支える、みずほフィナンシャルグループの想い
公開:2023年4月 6日 更新:2023年6月30日
サッカーを支える企業にスポットを当て、想いを聞く企画。今回はみずほフィナンシャルグループです。みずほフィナンシャルグループは、2013年よりスポンサーとして、サッカー日本代表を支えています。
カタールW杯のテレビ放送で印象的なCMが流れるなど、日本代表の応援に力を入れるみずほフィナンシャルグループは、どのような想いでスポンサードしているのでしょうか?
みずほフィナンシャルグループ、コーポレート・コミュニケーション部 ブランドマネジメント室の安藤竜介さんに話をうかがいました。(取材・文 鈴木智之)
CM撮影風景
――カタールW杯では、テレビ中継の合間に流れるCMが印象的でした。どのような想いで制作されたのでしょうか?
「世界に挑戦する日本代表に、熱い応援を届けたい」という想いから、「想いをひとつに、前へ。」というキャッチコピーを使用しました。視聴者の方がCMを見るのは、試合前後やハーフタイムが多いと考え、共感をもって見てもらいたいと思い、「円陣」というスポーツにおける象徴的な場面をテーマに据えて制作しました。
――反響はいかがでしたか?
ポジティブなお声も数多くいただいております。日本代表選手の諦めない姿勢などは、CMの楽曲に起用した大事MANブラザーズバンドさんの「それが大事」の歌詞にもマッチしていると感じました。日本中がひとつになって応援する際の、一体感を表すCMとして、日本代表の快進撃とともに、みなさんの印象に残ることができたのではないかと思っています。
また、みずほの企業CMにも出演いただいている黒島結菜さん、元日本代表の中山雅史さん、森保監督のご子息でもあるYouTuberのLISEMさんにご出演いただきました。ご出演いただいた一般の方々の円陣とあわさることで、印象に残るCMになったのではないかと思います。
――みずほフィナンシャルグループは、2013年4月より、サッカー日本代表をサポートしていますが、サポートするきっかけと理由を教えてください。
みずほフィナンシャルグループは、『One MIZUHO(ワンミズホ)』を2013年4月からブランドスローガンとして掲げております。『One MIZUHO』には、チームワークや団結といった意味も含まれており、サッカー日本代表とも親和性が高いと感じています。サッカー日本代表とみずほフィナンシャルグループの目指す姿勢が合致していることが、スポンサードさせていただく理由のひとつです。、みずほのコーポレートカラーとサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が同じ青色ということにも親近感を覚えています。
――サッカーをスポンサードすることによるメリットやベネフィットについては、どのようにお感じでしょうか?
サッカーは世界的にも人気のあるスポーツで、サッカー日本代表の知名度は非常に高いものがあります。競技人口も多いですし、お子さんも始めやすいスポーツです。我々としては、スポーツ協賛によって目指すブランドイメージ向上に、サッカーは最適だと思っています。社員にも、「サッカー日本代表をスポンサードする会社で働いているんだ」という誇らしい気持ちをもってもらえたら嬉しいですし、なかには、今回のプロモーションを受けて、ご家族から「試合の中継で、みずほのCM見たよ」と連絡が来た人もいたそうです。
――サッカーをスポンサードすることに対して、御社のユーザーやサッカーファン・サポーターからは、どのような声が届いていますか?
今回のプロモーションについて、様々なお声をいただいています。今後も日本代表の熱は高まっていくと思うので、弊社としてもサッカー日本代表をサポートする取り組みを続ける中で、「サッカー日本代表をスポンサードしているみずほ」ということを知っていただき、その結果弊社をご利用いただけるお客様が増えるような取り組みをしていきたいです。
©JFA
――みずほ銀行のTwitterは、サッカー日本代表を始め、スポーツの情報をたくさん投稿されています。大企業の公式アカウントとしては、ユニークな取り組みだと感じました。
ありがとうございます。もちろん、お客さまの役に立つ商品やサービスのご紹介やキャンペーンのご案内も投稿していますが、お客さまとの様々な接点がある中で、Twitterという特徴を生かして、どういったことをすれば、みずほのファンになっていただけるのかということを、常に考えています。
コーポレート・コミュニケーション部で行っているような社会貢献や金融教育の取り組み、スポーツ協賛の情報を発信するのも、ファンになってもらう方法のひとつだと思い、特にサッカー日本代表が盛り上がるタイミングについては発信を強化しました。
――最後に、サカイクは子ども、保護者向けの媒体なのですが、今後、子どもたちのサッカーに携わるイメージやビジョンがありましたら教えてください。
日本代表のみなさんが、インタビュー等で「この熱を冷ましてはいけない」「自分たちが夢を与える番」といった言葉が印象的でした。生まれた熱を、次につなげていくことが、サッカー日本代表をサポートするみずほとしても、大切なことだと感じました。
例えば、親子で一緒に参加できるサッカー教室やサッカー選手と触れ合えるイベント、サッカーを通じた地域や社会貢献活動などを、これからも考えていきたいです。その積み重ねが、サッカーを多くの人に身近に感じていただけることにつながると考えています。