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サッカー豆知識

【3~5号球】小学生のサッカーボールのサイズ、失敗しないボールの選び方を解説

公開:2021年1月29日 更新:2024年6月18日

キーワード:サッカーボールボールのサイズ公式球小学生少年サッカー

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サッカーを始めたばかりのお子さんをお持ちの保護者の中には、ボールを購入しようとしている人もいるでしょう。サッカーボールには様々なサイズ・重さがあるため、どの種類のボール、どの大きさのボールを選べばいいかわからない人もいるはずです。

そこでこの記事では、サッカーボールのサイズについて解説します。小学生はどのサイズが適切なのか、ボールを選ぶときにはどういった点に注意すべきなのか、などサッカーに取り組むこどもがいるご家庭はぜひ参考にしてください。

 

<目次>

1.ボールのサイズは年齢によって異なる
・3号球 幼稚園児~小学校低学年
・4号球 小学生(全学年)
・5号球 中学生以降
2.サッカーボールの選び方
・使用するグラウンドを考慮
・検定球かどうか
・ボールの素材
3.体を動かす力を養うテクダマ
4.まとめ

 

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ボールのサイズは年齢によって異なる

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サッカーボールには、1号球から5号球まで5種類のサイズがあり、フットサル用も2種類あります。しかし、サッカー用の1号球と2号球はサインボールやリフティングボールとして利用するのが一般的であり、試合で使用するのは3号球以上となります。そして、年齢に応じて使用するボールのサイズが異なるため、ボールを購入する際はこどもの年齢を考慮する必要があるでしょう。引き続き、ボールのサイズ・種類と年齢の関係について解説します。

・3号球

3号球は、主に幼稚園児~小学校低学年が使用するボールです。競技用のボールとして最も小さいサイズで、非常に軽いため、小さい子どもでも扱いやすくなっています。

なお、規格は以下の通りです。

  • 周囲:58〜60cm
  • 直径:19cm
  • 重量:300〜320g

 

・4号球

4号球は主に小学生の子どもが使用する種類おボールです。普段の練習や公式戦などでもこのサイズが使用されています。公式戦で使われる4号サイズは、日本サッカー協会(JFA)が定める規格です。これからサッカーを始める小学生のお子さんがいる場合は4号球を購入するといいでしょう。なお、将来的には5号球を使うことになりますが、小さいうちから5号球を使用すると怪我に繋がる恐れもあるため、4号球を購入するようにしてください。

なお、サッカー用の4号球の規格は以下の通りです。

  • 周囲:63.5〜66cm
  • 直径:20.5cm
  • 重量:350〜390g

ちなみに、フットサル用のボールはサッカーボールと異なる規格のスポーツ用具となり、3号球(軽量4号球とも言います)と4号球の2サイズがあります。フットサル用3号球は小学生以下の子供向け、4号球は中学生以上を対象となり、いずれも同じ号のサッカーボールより重く、少人数かつ狭小コートで試合をするフットサルに合わせてバウンドしづらい設計となっていますので、購入の際にはご注意ください。

 

・5号球

5号球は、中学生以降で使用するボールです。高校や大学、社会人、プロもこの5号球を使用するため、一般的なサイズのサッカーボールというと5号球のことを指していると考えてください。

中学生以降になるとプロが使用するのと同じサイズ・重さのボールを使用することに驚く人もいるかもしれません。4号球から急に5号球に切り替えると扱いにくさを感じる可能性があるため、中学進学が近づいてきたら5号球に少しずつ触るなどして、少しずつ慣れておくことをおすすめします。

なお、規格は以下の通りです。

  • 周囲:68〜70cm
  • 直径:22cm
  • 重量:410〜450g

 

サッカーボールの選び方

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ここからは、サッカーボールの選び方を紹介します。スポーツショップに行くとたくさんの種類のサッカーボールが置いてあります。どれも同じように見えるかもしれませんが使用目的によって違いがあるため、参考にしてみてください。

使用するグラウンドを考慮

サッカーボールには、大きく分けて土用と芝用があります。ボールはそれぞれ土での使用、芝での使用を想定して作られており、土用を芝のグラウンドで、芝用を土のグラウンドで使用すると、ボールが跳ねすぎたり逆に跳ねなかったりするので注意が必要です。

土用のボールは衝撃に強く耐久性の高い合成ゴム製のブチルラテックスチューブ入りの素材を使用しており、固いグラウンドで使用しても傷みにくくなっています。

一方の芝用は、天然ラテックスチューブ入りの伸縮性のある素材を使用しており、跳ねやすく作られています。

そのため、どのようなグラウンドで主に使用するのか把握しておくことがサッカーボールの選び方のポイントとなります。

ちなみに、狭い室内でボールコントロールの練習をする際には、1サイズ小さなボールの方が体に馴染みやすく場所も取らずに便利です。1号球や2号球は主に観賞用に使用されるボールですが、練習用としても使用することがあります。ボールの芯の範囲が通常より小さいため、普通のボールを扱うより難易度がずっと高くなるからです。普通のボールでリフティングなどができるようになった後に1号球や2号球で練習すると、キックやトラップの精度を高めることに役立ちます。

検定球かどうか

サッカーボールの場合、サッカー協会やサッカー連盟が規定している規格を満たしているボールには「検定マーク」がつけられています。JFA検定球はJFA(日本サッカー協会)の規格を満たしているボールで、FIFA検定球はFIFA(国際サッカー連盟)の規格を満たしているボールです。JFA検定球でもFIFA検定球でも検定マークがついていれば、ボールの品質が信頼できる証拠になります。そのため、練習や試合などでも安心して利用できるでしょう。公式試合では検定球を使用することが求められているので、購入の際に検定球であることを確認しましょう。

ボールの素材

ボールの素材にもいくつかの種類があります。主な素材は、公式戦で使用する本格的な順番に「天然皮革 ≧ 人工皮革 > 合成皮革 > ゴム」の順となり、価格もそれに比例していきます。

かつての公式球は、15~30枚の牛の天然革を球体に縫い合わせたボールが一般的でしたが、形がゆがみやすく、雨が降ると水分を吸い重くなるという難点がありました。2006年のW杯ドイツ大会以降はその問題を解決するため、人工皮革を使用し、縫い合わせる革の枚数が減ったボールが一般的となり、従来のものより球体に近い形となりました。それによって重さの偏りも少なくなり、ボールの飛び方も安定するようになったといわれています。

使用するボールの素材によってキックした際の感覚にも変化は出てきますし、耐久性にも違いが出てきますので、使用する場所(グラウンド)や使用頻度、用途によってボールの素材を選んでください。

 

体を動かす力を養うテクダマ

サッカーボールにはプロやアマチュアの試合で使用される公式球のほかにも、トレーニングに特化した特殊なボールもあります。
テクダマもそんな特殊なボールの1つです。ボールの大きさは2号球と同じですが、重さは4号球と同じです。また、独自開発のバランス設定により、不規則にバウンドする点が特徴となっています。

このテクダマをトレーニングに使用すると、不規則に動くボールに対応するために、さまざまな体の動かし方をすることとなります。例えば、足を伸ばす、ボールの動きに合わせて体を移動させるといった形です。

サッカーが上手な選手に共通しているのは、体を思い通りに動かすことができるという点です。ボールをうまく扱えるのは、体を思い通りに動かせているからといえるでしょう。テクダマは、不規則な動きをすることで脳や神経系を刺激し、体の動きの連動性を高めてくれます。こどもから大人まで使えるサッカーボールとなっているため、ぜひ利用を検討してみてください。

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まとめ

今回は、サッカーボールのサイズ・重さの概要とボールの選び方などについて解説しました。サッカーボールの種類はさまざまですが、小学生のようなこどもが使用するサイズは4号球です。年齢に応じてボールのサイズが定められているため、プロをはじめとした中学生年代以降が使用する5号球を小学生のうちから使うのは避けるようにしてください。また、ボール選びの際は、使用するグラウンドを考慮し、検定マークの入っているものを選ぶようにしましょう。

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