サッカーにおいてフリーキックとは、試合中に起きた反則行為に対して、反則を受けたチームに与えられるプレー再開方法の一つです。
審判は笛を吹き、反則があった位置でフリーキックが与えられます。フリーキックには、直接フリーキックと間接フリーキックの二種類があります。
この記事ではフリーキックの種類とルールについて解説します。
<目次>
1.フリーキックの種類
2.直接フリーキックと間接フリーキックの違い
3.フリーキックの位置と壁の距離
4.フリーキックの際の選手の動き方
5.フリーキックを活用した戦術
6.フリーキックの重要性
フリーキックの種類
フリーキックには、直接フリーキックと間接フリーキックの2種類があります。
直接フリーキック:キッカーが直接ゴールを狙えるフリーキックです。
間接フリーキック:一度他の選手がボールに触れないとゴールインを認められないフリーキックです。審判は、間接フリーキックが与えられた際、片手を高く上げて合図し、ボールに触れるまでその手を下ろしません。
直接フリーキックと間接フリーキックの違い
直接フリーキック:主に相手選手へのファウルやハンドなどの重大な反則に対して与えられます。直接フリーキックで直接ゴールを決めることができます。
間接フリーキック:オフサイドや危険なプレー、ゴールキーパーへの反則など、比較的軽微な反則に対して与えられます。間接フリーキックでは、一度他の選手がボールに触れないとゴールインが認められません。
フリーキックの位置と壁の距離
フリーキックが行われる位置は、反則があった地点になります。相手チームの選手は、ボールから9.15m以上離れなければならず、この距離を守るために壁を作ることが一般的です。
フリーキックの際の選手の動き方
キッカー:直接ゴールを狙う、味方にパスを出す、ドリブルで仕掛けるなどの選択肢があります。
キッカー以外の攻撃側の選手:オフサイドラインに気をつけながら、パスを受ける、スペースを作るなどの動きをします。
守備側の選手:壁を作る、フリーキックが蹴られる前にボールに触れないよう注意する、セカンドボールへの対応などを行います。
フリーキックを活用した戦術
フリーキックは、あらかじめサインを決めておくことで、得点の可能性を高めることができます。短いパスをつないで相手の守備陣形を崩したり、長身選手がいる場合は、クロスボールを上げてヘディングシュートを狙ったりするなど、様々なバリエーションがあります。
フリーキックの重要性
フリーキックは、得点のチャンスとなるだけでなく、試合の流れを変えることができる重要な要素です。
特に直接フリーキックは、精度の高いキッカーがいれば、ゴールの確率が非常に高くなります。
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