サッカー観戦で必ずと言っていいほど目にする「コーナーキック」。実はこれ、得点に直結する大チャンス!
この記事では、コーナーキックの基本ルールから得点パターン、そして試合展開を左右する重要性まで、具体的なエピソードや戦術を交えながら分かりやすく解説します。
<目次>
1.コーナーキックの基本ルール
2.コーナーキックが与えられる状況
3.コーナーキックのやり方
4.コーナーキックからの得点パターン
5.コーナーキックを活用した戦術
⚽コーナーキックの基本ルール
まずは、コーナーキックの基本的なルールを3つのポイントに絞って解説します。
コーナーキックは、サッカーのルールで定められた試合再開方法の一つです。守備側のチームが、最後にボールに触れた状態で、ゴールラインを割った場合に、攻撃側のチームに与えられます。ただし、オウンゴールの場合を除きます。
⚽コーナーキックが与えられる状況
具体的にコーナーキックが与えられるのは、以下の様な状況です。
・守備側の選手が、最後にボールに触れた状態で、ゴールラインを割った場合
・ゴールキーパーが、最後にボールに触れた状態で、ゴールラインを割った場合
ただし、攻撃側の選手がオフサイドの反則を犯していた場合などは、コーナーキックは与えられません。
⚽コーナーキックのやり方
コーナーキックは、以下の手順で実施されます。
コーナーアークと呼ばれるピッチの四隅にある円弧状のエリアからボールを蹴ります。
ボールを蹴る選手は、ボールが動いている間は再びボールに触れることはできません。
相手チームの選手は、ボールが蹴られるまで、9.15m以上離れていなければなりません。
なお、コーナーキックは、直接ゴールを狙うことも、味方選手にパスを出して攻撃を組み立てることも可能です。
⚽コーナーキックからの得点パターン
コーナーキックは、守備側の選手がゴール前に集まっているため、得点のチャンスが非常に高いセットプレーの一つです。
コーナーキックからの得点パターンは、大きく分けて以下の3つがあります。
直接ゴールを狙う:精度の高いキックを持つ選手であれば、直接ゴールを狙うことも可能です。カーブをかけてゴールキーパーの手の届かないコースを狙ったり、風を利用して直接ゴールを狙ったりする選手もいます。
ヘディングで合わせる:コーナーキックの最も一般的な得点パターンは、ヘディングシュートです。ゴール前に走り込んだ選手が、コーナーキックをヘディングで合わせてゴールを狙います。
こぼれ球を狙う:コーナーキックは、ゴール前に選手が密集しているため、こぼれ球が発生しやすくなります。こぼれ球を拾ってシュートを狙ったり、セカンドボールを押し込んだりして得点することも可能です。
⚽コーナーキックを活用した戦術
コーナーキックは、単にゴールを狙うだけでなく、様々な戦術を駆使して相手チームの守備を崩すことができます。
ショートコーナー:コーナーキックを蹴る選手が、ゴール前にいる味方選手に短いパスを出し、そこから攻撃を展開する戦術です。
サインプレー:あらかじめ決めておいた動きで、相手チームのマークを外し、フリーの選手を作り出す戦術です。
フェイント:コーナーキックを蹴るふりをして、別の選手にパスを出すなど、相手チームを惑わすフェイントも有効です。
これらの戦術を組み合わせることで、コーナーキックからの得点確率をさらに高めることができます。