「キャンプに参加したからといって、2日や3日で急激に技術が成長するということはなかなかありません。でも、積極的にプレーできるようになりました。これはサッカー選手としてとても大きな成長です」
なぜ、積極的にプレーすることがサッカー選手にとって大切なのでしょうか。
「消極的なプレーとは、責任が発生しないプレーです。パスから逃げたり、シュートを打てる場面で味方にパスを出してしまう。つまり、成功も失敗もない責任転換のプレーになります。逆に、積極的になると自分で実行したプレーに責任を持つようになります。そして自分の責任のもと選択したプレーが成功すれば自信につながります。自信を持つことで、子どもたちは自分たちで考え出します」
お父さんも積極的になることのメリットを話してくれました。
「ものごとに積極的に取り組んだり、前向きにとらえることができれば、子どもはどんどん成長していくと思っています。だから、息子には変わってほしかった。サカイクキャンプのコーチ陣は、子どもたちの積極性や自信を育てるような関わり方をしてくれていると思っています」
子どもたちの積極性や自信を育てる指導。サカイクキャンプのコーチ陣は子どもたちと接するときにどのようなことに気をつけているのでしょう。高峯コーチが教えてくれました。
「よく、褒める指導と言いますが、無理に褒めようと思ってもなかなか難しいものです。褒めるというよりも、認めてあげればいいんです。『いまのパスはミスになってしまったけど、見ているところはよかったよ』とか、『一生懸命ボールを追っかけていたね。ナイス』とか。自分のことを見ていてくれる。周囲の大人が与えるその安心感が、子どもの積極性や自信を引き出すと思って子どもたちと向き合っています」
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