お母さんからの「親同士の付き合いも嫌がらずしてほしい」という要望もわかりますが、どうしても構えてしまうのです。気軽に話しかけて、相手に軽いやつだと思われるのもいやだなとか……。いや?、男性って難しいんです。というか、お母さんたちからいわせれば「男ってめんどくさい」でしょうね。
■ダメ出しばかりでなく、もっと良い点も細かく褒めてほしい！
サッカー経験者のお父さんから見ると、子どもたちのサッカーはもどかしいかもしれません。でも、お母さんからすれば「もっと褒めて伸ばして欲しい」といったところ。よいプレー、よいマナーを見せたらどんどんほめてあげてください。ほめると、子どもたちも気分よくプレーできるし、やる気を見せてくれますよ。
他にも「サッカー観戦に連れて行ってあげて」「送り迎えに協力してほしい」「自分の子どもだけでなく、チームの子どもたちに平等に注意やアドバイスしてあげて」「試合中にあれこれ言わないで」など、お母さんからお父さんへの要望があがっていました。
■不満ばかり……じゃありません！こんな意見も!
「とても協力的で毎週息子たちに付き合っています」
「完璧なパパです(*´∇｀*)」
「お父さんはよく試合を見に来てくれて、写真を撮ってくれるのでいつも感謝です」
不満ばかりではありません。もちろん、お母さんもほめるところはしっかりほめています。でも、「完璧なパパです(*´∇｀*)」には参りました。これだけのほめ言葉はなかなか聞けません。
完璧まではいかなくても、家族みんなで助け合いながらサッカーを楽しんでほしいですね。
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文／大下和彦 写真／新井賢一（ダノンネーションズカップ2013より） イラスト／伊東ぢゅん子
