親子でチャレンジ
しつこいマークを外せないときに役立つ●●の使い方【いまさら聞けないマークを外す動き4】
公開:2015年11月26日 更新:2023年6月30日
「私たちもサッカーの基礎を学びたい」というお父さんお母さんの声がよく編集部に届きます。そこで、スペイン・バルセロナを中心に世界20か国で活動する指導者集団『サッカーサービス』のメソッドDVD『知のサッカー』をもとに、サッカー戦術の基礎を学べる企画を用意しました。第12回は『マークをはずす動き』の最終回です。ボールをもらうために動いても相手のマークがはずれないときは、どうすればいいのでしょうか?(構成・文 木之下潤)
■相手DFも簡単にマークをはずしてはくれない
マークをはずす動きとは「ボールを持たない攻撃の選手が相手DFから離れてフリーになること。もしくは、次のプレーを容易に行える有利な状態でボールを受ける技術」のことです。
当然、攻撃側が思い描くようなプレーをさせないように、守備側もマークを仕掛けてきます。そして、ゴールに近づくほど相手DFは密着した状態になります。その中で攻撃側がボールを引き出し、受けることは簡単なことではありません。
相手DFも攻撃側の動きを予測して動き、インターセプト、もしくはパスそのものを出させないように様々な仕掛けを試みます。だからゴール前に近づくほど、出し手からすれば「きっと受け取ってくれる」という思いを込め、チャレンジするパスを出すことがあるし、相手DFが受け手の動きに気を取られている間にあえて出し手のタイミングでパスを送ることもあるでしょう。いずれにしろ、受け手は相手DFよりも先にボールに触れなければ攻撃の可能性を広げることはできないし、シュートを打つこともできません。
そんなとき、相手DFよりも先にボールに触れるためにはどんなテクニックを駆使すればいいと思いますか?
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構成・文 木之下潤