健康と食育
ロンドンオリンピックで大活躍!銀メダル獲得に貢献した大儀見優季選手のVのチカラ【第1回】
公開:2012年8月17日 更新:2014年12月25日
キーワード:全日本少年サッカー大会栄養食事
なでしこジャパンのFWとして活躍する大儀見優季選手。大儀見選手には、大事な試合の前に必ず食べるメニューがあると言います。大儀見選手のVのチカラメシ「アボガドチーズカレー」とは一体?
PROFILE 大儀見優季(おおぎみ・ゆうき)//
1.FFCトゥルビネ・ポツダム(ドイツ)所属。ポジションはFW。アジア人初の、UEFA女子チャンピオンズリーグ、FIFAワールドカップ制覇を経験。兄はヴァンフォーレ甲府の永里源気選手、妹は日テレ・ベレーザの永里亜沙乃選手。サッカー女子で初の銀メダルを獲得したロンドンオリンピックでは、3試合連続でゴールを決める大活躍を遂げた。
■栄養満点の母の料理を、いっぱい食べた子ども時代
母も昔スポーツをしていたこともあり、子どもの頃から普段の食事の栄養価をすごく考えてくれました。主食、主菜、副菜と品数が多く、バランスのいいメニューでしたね。毎日違う献立を考えて、子どもたちが飽きないようにしてくれました。うちは3人兄妹みんなサッカーをやっていたので、食べる量もすごかったです。炊飯器が2つ必要なくらい(笑)。高校や大学の頃は、自分から献立のリクエストをすることもありました。「こんなものを食べたい」って伝えるのが、親子のコミュニケーションにもなっていたと思います。
■苦手な野菜も工夫次第で克服!
今は好き嫌いはありませんが、子どもの頃はトマトとナスが苦手で、あの味がダメだったんです。とくにトマトは苦く感じて。そこで母は、トマトやナスをすっごく細かく小さく、入っているのにも気がつかないぐらいにして、好きな料理に混ぜてくれました。そうしているうちにいつからかトマトもナスもおいしく感じるようになって、今は進んで食べるようになりました。今では、肉や魚よりも、野菜の方が好きなくらいです。まぁ肉も好きなんですけどね(笑)。
■サッカー選手は体が資本 両親のおかげで今がある
ドイツで一人暮らしを始めてから料理にハマって、今では、もっと栄養学的な知識を取り入れたいと思っています。そしてそれを考えるようになったのは、子どもの頃に母が栄養のあるメニューをしっかり考えてくれたからなのかもしれません。サッカー選手は体が資本ですからね。子どもの頃から、しっかり戦える体がつくれるよう、母が食べやすいように工夫してくれたり、父が厳しく言ってくれたことが、今の食生活に活きていると思います。
■大儀見選手こだわりのVのチカラメシ
試合前の夜には、オリジナルメニューの「アボカドチーズカレー」を食べます。元々カレーが好きで、よく食べていたんです。試合前日に炭水化物を摂るのは、栄養学的にもすすめられていると聞きます。そこで、アボカドも好きだったので、カレーとちょっと混ぜてみようかなと。そしたらこれが美味しくて。最後にパルメザンチーズをかけるんです。最近はオムレツを上に乗せて、オムライス風にもしますね。
写真左:リラックスした姿で、楽しそうに料理をする大儀見選手
写真右:大儀見選手自慢のアボカドチーズカレー。いつもヘルシーリセッタで炒めて作るという
■だから勝てる!! Vのヒケツ
大儀見選手のVのチカラメシ「アボカドチーズカレー」。このオリジナルメニューに隠された強さの秘密とは? 日清オイリオグループの管理栄養士が解き明かします。
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日清オイリオは全日本少年サッカー大会を応援しています。
決勝大会会場にて、ブース出展、栄養セミナー開催、選手食事メニューや商品提供等で、選手の体づくりをサポートしています。
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取材・文/石川守延 写真/DEXI 取材・写真協力/メンタリスタ