子育てや夫の世話だけでも手一杯なのにさらに働きに出ていたりすると、忙しくて食事の準備が面倒だったり作れなかったりするときもありますよね。育ちざかりの子どものために、がんばって働いてきてくれる夫のためにできることはしたい。けど、つねにバランスのとれた食事を考え、毎日3食をこさえるのはとても大変なことです。
朝ごはんが間に合わなかった、お弁当をつくる時間がない……、どうしよう……、コンビニ弁当にすると手抜きと思われてしまうんじゃないか? 子どもがみじめなんじゃないか? そんな風に考えこんでしまっていませんか?
そんなに自分を追い詰める必要はありません。お母さんにだって休む時間は必要なんです。今回は、そんな忙しいあなたのために、フードマイスターの資格を持つ食育研究家が、コンビニ食をうまく取り入れる際の心得をご紹介します。(取材・文 早乙女りえ[食育研究家] 写真 Photo AC)
■選ぶべき商品を把握しておけば、コンビニ食も活用できる
品揃えが豊富で老若男女が利用できるコンビニ。いまや健康志向の食品も多く、価格も手頃になり地域によってはスーパー化されているコンビニもあります。
「コンビニ食でも健康維持できる」という栄養管理士やお医者さんもおり、現代人に欠かせなくなったコンビニへの信頼度も増しています。
しかし不安要素がささやかれているのも事実。1つの例としてよく見かけるのが「おにぎり2つ+菓子パン+飲料」のチョイス。
とくに男子学生や成人男性にこのような買い方をする場合が多く見られます。お腹に溜まってリーズナブルに抑えられると思い、ついついこの組み合わせで買い物をしてしまいがちです。しかし、この食べ合わせでは栄養不足で偏り、生活習慣病を招く恐れもあります。
また、食品添加物に関しても不安要素の一つですが、コンビニ食のなかには添加物の少ないものや無添加のものもあり、選ぶべき商品を把握しておけば十分に活用することができます。
■コンビニで選ぶべき商品とは?
おにぎりなら塩むすび・鮭・昆布・梅・納豆などの刺激物の少ない具材をチョイス。飲み物なら野菜ジュース。パンに関しては、コンビニのオリジナル商品で無添加食パンなどもあるので、慣れるまでは原材料を見てから買い物をするとよいと思います。では、どのような商品の選び方・組み合わせ方がいいのでしょうか。下の8つのポイントを意識してみましょう。
【忙しいときはこれだけ守ればOK!コンビニ活用8つの心得】1.お弁当は鮭やハンバーグ・生姜焼き、野菜料理・オカズの品数が多いものを選ぶ。2.おにぎり2つを買う場合、1つは納豆巻きをチョイス。添加物の少ないとされる塩むすび・鮭・昆布・梅もおすすめ。3.マカロニサラダやハルサメサラダはサラダではなく炭水化物です。サラダは海藻や蒸し鶏などが入っている葉物野菜を。4.麺類は具沢山なものを選ぶ。5.原材料を見て、よくわからない添加物(○○ナトリウム・○○カリウム)など記載があるものはなるべく避けましょう。6.パンを買うなら、菓子パンよりサンドウイッチ。7.栄養豊富なバナナがあれば理想ですが、ない場合はフルーツ入りヨーグルトなどを買う。8.飲み物は補助として野菜ジュースがおすすめ。フルーツジュースを買うならオレンジまたはグレープフルーツ100%が理想。
ポイントは、ごはん・おかず・野菜のバランスを気にしながらチョイスすること。上記を踏まえたた上で、理想の買い方例は次のようになります。
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