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インタビュー

ジュニアサッカー強豪・JACPA東京FCが子どもたちの頭を守るために取り組み始めたことは?

公開:2023年3月24日 更新:2023年6月30日

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サッカーを頑張る子どもたちにとって、気をつけたいのが頭部のケガ。接触プレーで転んで頭を打ったり、空中戦の競り合いで頭同士がぶつかるなど、サッカーをする上で、頭部のケガのリスクは見過ごすことができません。

子どもたちを頭部のケガから守り、思いっきりサッカーを楽しんでもらうことを目的に開発されたのが、アンブロの「プロテクトヘッドバンド」です。

「プロテクトヘッドバンド」は、サッカーにおける頭部への衝撃緩和を目的とした、サッカー用のヘッドバンドで、衝撃の吸収性とヘディング時にボールを跳ね返す反発性を備えたアイテムです。

4年をかけて開発した「プロテクトヘッドバンド」を、全国大会出場経験のある強豪クラブ、JACPA東京FCの選手たちに体験してもらいました。彼らはどんな感想を持ったのでしょうか?(記事提供:株式会社デサント)

■頭部への衝撃が43%低減

アンブロは、子どもたちが安全にサッカーに取り組むことのできるアイテムを開発しており、暑熱対策用キャップや、ボールを捉える場所をわかりやすく色分けしたシューズなどを展開してきました。

4年の歳月をかけて開発した「プロテクトヘッドバンド」の特徴は、「ヘディングの際の衝撃吸収力と、ヘディング時のボールの反発力」という、相反する力がどちらも発揮されること。

衝撃製品テストを実施した結果、プロテクトヘッドバンド未着用の状態と比べ、頭部への衝撃が43%低減。さらに、ヘディングをしたときに威力が弱まることはないようにも考慮した素材を採用しています。

頭部への衝撃を吸収しながら、普段どおりにヘディングができるという優れものなのです!

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また、装着も簡単。頭に巻くだけなので、低学年のお子さんでもスムーズに着脱ができます。プロテクトヘッドバンドの内側は、汗に対応したメッシュ素材を採用し、家庭で手洗いが可能。清潔に保つことができ、繰り返して使うことができるのも、うれしいポイントです。

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■ヘディングをしても痛くない。練習や試合で使ってみたい

JACPA東京の選手に「プロテクトヘッドバンド」を着用し、ヘディングなどの練習をしてもらいました。新しいアイテムに興味津々で、我先にと装着していったみなさんは、どんな感想を持ったのでしょうか?

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4年生選手
●「プロテクトヘッドバンド」をつけてヘディングをすると、痛みを感じなかったし、ヘディングもやりやすかった。違和感がなかったのでいいと思う。ずれる感じもなかったので、試合でも使えそう。

●これをつける前までは、ヘディングをすると結構痛かったけど、つけてみたら痛くなかった。

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●コーナーキックとかで、ヘディングをするときに結構痛かったんですけど、これをつけたらヘディングが段々好きになってきて、試合でも練習でも使いたいなと思いながらプレーしていました。ちゃんと頭に合って、大きさを調節できるところも良かったです。

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●「プロテクトヘッドバンド」をつける前よりも、ヘディングがしやすくなった。頭にボールが当たっても、全然痛くなかったです。

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●仲間とぶつかったり、ヘディングするときに、前までは頭が痛かったんですけど、「プロテクトヘッドバンド」をつけたので、そんなに痛くなかった。ヘディングをすると、頭にジンジンくるけど、これをつけると「当たったのかな?」ぐらいの感じでした。

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■「プロテクトヘッドバンド」をつけると、安心してプレーができる

JACPA東京FCの指導者の方々にも、「プロテクトヘッドバンド」を使用した感想を聞いてみました!

吉田コーチ
少年期のヘディングの危険性については、日本サッカー協会からも情報が来ています。イングランドでは、小さいうちはヘディングをしないという話を聞いたことがあります。

ただ、高学年になると試合の中でヘディングの場面が出てきます。ヘディングをしないと試合に勝てないので、あまりやらせたくはないですが、回数と強度を考慮して、トレーニングしています。

今回「プロテクトヘッドバンド」をつけてトレーニングしましたが、子どもたちは「ヘディングしても痛くない!」と言っていました。バンドをつけていると、ヘディングのときに、頭にボールを当てる意識が集中しやすく、やりやすいのかなと感じました。

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鈴木コーチ
「プロテクトヘッドバンド」をつけると、頭部への衝撃が43%低減されるとのことなので、大きなケガは減るのではないかと思います。

僕も実際に「プロテクトヘッドバンド」をつけてヘディングをしてみたのですが、存在は気になりませんでした。子どもたちの様子を見ても、試合中に触ったりしている子はいなかったので、気にならない着用感だったのだと思います。

アンブロさんは、子どものためのアイテムを作っていただけるので、指導者としても非常にありがたいです。

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■商品説明会を実施

3月15日(水)16:00より東京・目白のデサントオフィスにおいて、商品説明会も実施。

国際大会でのトップ選手の脳震盪のニュースや海外での子供のヘディングを禁止する動きなど、海外の動きも交え、商品開発にいたった思いや、背景を伝えていきました。

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