GWも過ぎ、子どもたちのサッカーの試合が増えています。先週末、私の子どもも試合でした。 子どもたちのがんばりに応援にも力が入りますが、「いいのかな?」と思う応援の様子も見られます。 応援の方法によっては、子どもたちのモチベーションを下げてしまったり、コーチや審判の方を不快にさせてしまうこともあります。
そこで、応援の仕方を振り返ってみたいと思います。
■子どもの応援。いろいろあります・・・。
- 「上がれ~」「シュート!」と、監督のごとく指示出し。
- ゴールのすぐ後ろに陣取り声を掛けるゴールキーパーの親。
- ピッチサイドを子どもと一緒に走りながら声援。
- 敵チームのミスに大喜び。
- シュートを外すと「あ~」と大きなため息。
- 「何抜かれてるの~」と子どもに罵声。
- 審判が気づかないし、子どもたちも声を出さないので、「オフサイド!」「ハンド!」とアピール。
- 「主審、どこ見てんだよ!!」と審判を非難。
- ハーフタイムには子どもの側に行って、前半の戦いについてアドバイス。
- 負けると子ども以上に落ち込み「なんで勝てないのー」と子どもに文句。
- ルールが良く分からないので、親同士で談笑。
このような応援していませんか? プレーをほめたり、大きな声で「がんばれ~」と激励することはとてもいい応援だと思いますが、上記のような声かけや態度にはちょっと首をかしげてしまいませんか?
保護者が固まって応援することにより、声かけがエスカレートしているのでは? と思うことも多々あります。
親も子も。試合に関わる人たちが気持ち良く試合ができるように、みなさんのチームでは何か取り組みをされていますか?
そこで、創部20年、部員数140名を誇る強豪チームである川崎ウィングスF.C.(神奈川県)さんに、応援方法などについてうかがいました。子どもたちのため、コーチと保護者がいい関係を築けるようにさまざまな事に取り組んでらっしゃいます。
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取材・文/kilohana 前田陽子