いよいよ12月8日に開幕する「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ2011」。クラブの世界一を決めるこの大会ですが、普段サッカーを見ないお父さん、お母さんにとっては、海外のチーム、選手はなかなか馴染が薄いかもしれませんね。そこで、サカイクが注目の選手をピックアップしました。ぜひ参考にして親子でクラブワールドカップを楽しんでくださいね。
※そもそもクラブワールドカップがよく分からない方はコチラからお読みください。
■なんといっても「ネイマール」に注目!
今大会、最も注目されているのはサントス(ブラジル)のFWネイマール。ジダン、カカー、ロナウジーニョ、ロビーニョを憧れの選手と公言するネイマール選手ですが、そのプレーは正にこれらの選手のテクニック、スピード、判断力、全てを兼ね備えたような選手です。現在の移籍金は約53億円と言われているネイマールですが、なんと彼はまだ19歳。世界が最も注目する若手選手なのです。
また、サントスにはチームの司令塔であるMFガンソという選手もいます。彼も22歳という若さながら、すでにブラジル代表の10番を背負う逸材。ネイマールとガンソのコンビにも注目です。
FWネイマール(サントス)
MFガンソ(サントス)
■バルサの新戦力「クエンカ」
現在のバルサの中心選手を数多く育ててきたバルセロナの下部組織。その人材育成には世界中が注目しています。そして今年もまた新たな戦力がトップチームに加わりました。クエンカという20歳のFWです。成長著しい下部組織出身の選手で、今季トップチームでデビューを果たすと公式戦初ゴールも決めました。スタメンで出場する可能性もあり、ぜひ覚えておいてほしい選手の一人です。
その他にもバルセロナには、メッシや、シャビ、イニエスタなど紹介しきれないほどの名選手達がいますが、彼らがどう連動して得点を奪っているか、攻撃を作っているかという点についてもぜひ注目してほしいです。メッシも一人で点を取っているように見えるかもしれませんが、周りの選手が彼のためのスペースを空けていたり、時間を作ったりすることでゴールが生まれています。ぜひそういった点にも注目してみてください。
FWイサーク・クエンカ(バルセロナ)
FWリオネル・メッシ(バルセロナ)
■ワールドクラスの高速センタリングが魅力の「酒井宏樹」
今大会には開催地枠としてJリーグの今季王者である柏レイソルも参戦します。柏レイソルの注目選手といえばU-22代表のDF酒井宏樹です。183cmという恵まれた体格で、スピード、パワー、技術の全てを兼ね備えた新しいタイプのサイドバックと言われています。また彼の代名詞でもある高速クロス(ライナー性のセンタリング)は、スピード、精度ともにワールドクラスと言われており、今大会に出場するサントスも獲得に動いたと報道されています。彼が世界トップクラスの選手達を相手にどれだけ通用するかも今大会のみどころのひとつです。
DF酒井宏樹(柏レイソル)
【TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ2011 出場クラブ】
●ヨーロッパ王者(UEFA)
バルセロナ(スペイン)
●南米王者(CONMEBOL)
サントス(ブラジル)
●北中米カリブ王者(CONCACAF)
モンテレイ(メキシコ)
●アフリカ王者(CAF)
エスペランス(チュニジア)
●アジア王者(AFC)
アルサッド(カタール)
●オセアニア王者(OFC)
オークランドシティ(ニュージーランド)
●開催国王者(Jリーグ優勝クラブ)
柏レイソル(日本)
※組み合わせはコチラ
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文/サカイク編集部 写真/新井賢一