1日、駒沢オリンピック公園(東京)でダノンネーションズカップ2012の決勝大会が行われ、レジスタFC(埼玉県)が決勝でセレッソ大阪U-12に競り勝ち初優勝を果たしました。レジスタFCは、本大会5連覇を狙った川崎フロンターレを準々決勝で破ると、準決勝ではファナティコス(群馬)に4―0で勝利。地元から応援にかけつけた父兄やチームメイトの大応援団の後押しもあり、その勢いのままセレッソ大阪を2―0で破りました。
「ダノンネーションズカップ」は、10歳から12歳までの小学生年代が出場する、FIFA公認のU-12世界大会。レジスタFCは、9月にポーランドで開催される世界大会に日本代表として出場します。
優勝したレジスタFCの選手たち。
準優勝のセレッソ大阪U-12。レジスタFCに世界一の夢を託した。
大会最優秀選手には、レジスタFCの9番。榊原彗悟(さかきばら けいご)君が選出された。
身長130cmの榊原君だが、体格差のあるDF陣を鋭い飛び出しで何度も突破した。
レジスタFCの大応援団。
決勝戦の前半は拮抗した展開。どちらも譲らず0−0で終えた。
後半に均衡を破ったのは、レジスタFCの吉岡直輝君。GKとの1対1を落ち着いてゴールに流し込んだ。
先制点の後、喜びのあまりメンバーにもみくちゃにされる吉岡君。
2点目をヘディングでゴールしたのはキャプテンの伊藤颯(いとう かいと)君。このゴールが試合を決定づけた。
そして歓喜の瞬間。日本の町クラブが世界に挑む。
スタンドのチームメイトと優勝の喜びを分かち合う選手たち。彼らは190人の部員たちの夢も背負っている。
1
写真/サカイク編集部