-未来のJリーガーが通過するジュニア年代の最高峰の大会-
全日本少年サッカー大会が今年も静岡県裾野市の時之栖グラウンドを舞台に、8月3日から9日まで開催されます。全国の各都道府県予選を勝ち上がった優勝チームが一堂に集い、日本ナンバー1を決めるジュニア年代最高峰の大会です。
昨年の決勝戦は鹿島アントラーズJr対名古屋グランパスU12の戦いとなり、2対0で鹿島アントラーズJrが快勝、初の日本一の座に輝きました。
昨年の大会で優勝を飾った鹿島アントラーズJr
近年はJクラブ勢の躍進が目立つものの、埼玉県の新座片山FCや奈良県のディアブロッサ高田など、地域の子どもたちが集まった街のクラブでも上位に進出するなど健闘しているチームもたくさんあります。戦いはおよそ一週間に凝縮された短期決戦。実力のみならず、短期決戦で波に乗れたチームこそが頂点を極める権利を手に入れます。
果たして今大会はどのような大会になるのか、新興勢力の台頭はあるのか、注目が集まります。
1977年に第一回大会が開催された全日本少年サッカー大会ですが、当初は、Jリーグが産声をあげる以前から日本サッカーを牽引していた読売クラブのホームグラウンド・よみうりランドで熱戦が繰り広げられました。その後、福島県内に創設されたJヴィレッジと東京都の西が丘サッカー場を戦いの舞台としていましたが、東日本大震災の影響もあり、2011年の第35回大会から現在の静岡県の時之栖での開催となっています。
最多優勝回数を誇るのは、現在の戦いの舞台でもある静岡県の清水FCの計7回。日本サッカーどころとして有名な清水のチームが第一回大会の王者であり、その後、第2回、第6回、第7回、第9回から第11回と、大会創世記の全国王者として君臨しました。この清水FCからは、元日本代表の伊東輝悦選手や市川大祐選手、さらには…
続きはスーパースポーツゼビオが提供するジュニアサッカーサイト「Junior Soccer United」で!
1