少年・少女サッカーの試合会場で、今や多くの保護者の方がハンディカムやデジタルカメラで撮影しながら応援している光景は当たり前になっていますね。家族の思い出として記録するだけでなく、最近はもっとほかの理由で撮影をしている保護者の方も多いのだとか。そこでサカイクでは、全国のサッカーチームのお父さん・お母さんに、「カメラ撮影について」をリサーチしました。
■お子様の熱心なプレーシーンを残すために、ビデオも写真も必需品?
アンケートの結果を見ると、ビデオも写真も撮影するという回答が3割以上を占めました。動画と静止画の両方で記録を残すというのは大変な作業だと思いますが、お父様とお母様で役割分担してお子様を撮影するといった保護者の方も多いのではないでしょうか。続いてビデオのみ撮影、写真のみ撮影という順の回答となっています。これは片方が応援に集中し、もう一方は撮影というパターンでもあるかと思います。どちらもやらないという意見もありますが、フレームや画面を通して見るよりも、しっかり目に焼き付けておきたいという事かも知れませんね。
【お子様のサッカーの試合を、ビデオや写真に撮影されたりしますか?】
<<回答項目>>
- ビデオも写真も撮影する
- ビデオのみ撮影する
- 写真のみ撮影する
- どちらもやらない
<<回答数値、回答の多かった順>>
- ビデオも写真も撮影する ⇒ 70名 36%
- ビデオのみ撮影する ⇒ 51名 26%
- 写真のみ撮影する ⇒ 38名 19%
- どちらもやらない ⇒ 31名 16%
■思い出だけでは終わらせない、指導者でなくても戦術分析に活用!?
撮影の目的をお聞きしたところ、やはり家族の思い出として残すという回答が7割以上を占めました。また、子どもとの反省会に使うといった意見も半数以上あり、保護者の方々の熱心さが伺えます。意外だったのが、チームや相手チームの分析に使用するという、まるでプロのスカウティングのような活用をされている回答も多かったことです。指導者や保護者兼指導者といった方も今回のアンケートに回答をいただいていますが、男性・女性で分けてみても女性で1割の回答があったのは驚きでした。サッカーに熱心なお母様も増えてきたということでしょう。
【試合撮影の目的を教えてください】
文・写真/サカイク編集部(2012全日本少年サッカー大会より)