「集団の意識」が生まれた時、パスの選択肢が持てるようになる
年齢を3つのカテゴリー(①6~8歳/②9~14歳/③14歳~18歳)に分けて、年代の特性に合った指導を行います。カテゴリー1は『エゴイスティック』な時期であり、ボールに対する独占欲を強く持っています。そのため、ドリブルやシュートに対する指導を行うと、興味を示してくれます。
カテゴリー2に入る9歳の頃から、少しずつエゴが少なくなってきます。最初は自分でボールを運ぼうとしますが、できないことを悟ると味方にパスをするようになります。選手自身が「状況を考えてパスを出そう」と気づいたときこそ、次のステージである『パス』を教えるべきタイミングなのです。