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【動画】元日本代表DF岩政大樹が教える、確実にディフェンスが上手くなる方法
蹴りそこなってピンチにならないように! クロスボールをクリアするコツを伝授
公開:2018年10月26日
鹿島アントラーズで数々のタイトル獲得に貢献し、チームの黄金期を支えた選手の1人で元日本代表のセンターバック、岩政大樹がディフェンスが確実に上達するポイントをアドバイス。
守備の常識を疑い、自分なりのプレースタイルを作り上げていったことで、常勝・鹿島アントラーズで10年もの間ポジションを守り続けた岩政さんが、自らが戦いの中で失敗と成功を繰り返して獲得した守備理論を解説します。
身体の向きや動かし方だけでなく、どうしてそのプレーが大切なのかを理論的に説明します。また、動画では本人が実演してプレーのポイントを解説。
守備のやり方で悩んでいる少年少女はもちろん、お父さんコーチ、指導者も子どもたちの指導の参考にしてください。
最終回となる第5回目は、クロスボールのクリアで気を付けるポイントをご紹介します。しっかり前重心でミートすれば、ボールを蹴りそこなってピンチを招くことは無いのです。まずは論理と動き方の基本からじっくり覚えてください。
(提供:ストライカーデラックス)
■クロスボールのクリアは前重心で!
クロスボールをクリアするときは、斜め前に蹴り出すのが原則だが、そのときに注意すべき点があります。
それは前重心で蹴ることです。
斜め前にクリアをしようとすると、後ろ重心になりがちで、そうするとしっかりとミートできなかったり、ボールが自分の背後に流れてしまう危険性があるのです。
そうしないためのポイントの1つが、クロスボールに向かって正面から入り、前重心でクリアをすること。そうすれば当たり損なう可能性が低く、ミートできなくても、自分の前にボールがこぼれてくれます。
<前重心と後ろ重心の違い>
1.前重心で蹴る
2.後ろ重心で蹴るのはNG
■インパクトの瞬間に足首を返す
クロスボールを斜め前にクリアするときのもう1つのポイントが、蹴る瞬間に足首を返すことです。ボールに向かって真っすぐに入って前重心で蹴り出すと、そのままサイドラインを割ってしまいます。
クリアボールを蹴り出す方向は斜め前が理想的なので、蹴る瞬間に足首を返せば、ボールにカーブがかかり、斜め前にクリアすることができるのです。
<足首を返す時のポイント>
1.クロスボールに対して正面に入る
2.インサイドで面を作ってミートし足首を内側へ返す
3.カーブが掛かって斜め前へクリア
次のページでは岩政さん自身が動画で「良い例」と「好ましくない例」を実演し、動き方のポイントを解説してくれています。相手選手とボールの位置をよく見てどう動けばいいかを教えてくれているので、よく見て練習の参考にしてみましょう。
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