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遊びながらサッカーに役立つ潜在能力を引き出そう!
遊びながら状況判断能力を高めるトレーニング
公開:2018年5月16日
【この練習のテーマ:状況判断能力を高める】
正方形のグリッドを作り、四隅に2人組がスタンバイ。コーチの合図で各組の1人が中央にあるボールを取りに行き、手で持ってスタート地点にあるサークルの中にボールを置きます。中央にあるボールが無くなった瞬間から、相手チームのサークル内にあるボールを取ってもOK。一番速く、3個そろったペアが勝ちとなります。
●動画でもチェック!
●この練習のポイント1
1つ目のポイントは、コーチの合図とともに素早くスタートを切り、無駄のない動作でボールを手で拾い、自陣に戻ってくること。合図に対して素早く反応して動くという、スピードとコーディネーションが重要になります。
●この練習のポイント2
「どのチームがもう少しで3個そろいそう?」といった声掛けを通じて、子ども達に他チームの状況を認識させ、相手チームに3個そろわせないように、どこのボールを取ってくれば良いかを判断させましょう。
●この練習のポイント3
「一人目が戻るまでコーンで待機」「相手を妨害しない」などのルールを作り、安全に配慮することも肝心です。競争形式のため、子ども達はヒートアップしがち。ルールを守って練習することの大切さも伝えましょう。
鈴木啓太/すずき・けいた
1981年、静岡県出身。東海大翔洋高校卒業後、浦和レッズに加入。引退まで16シーズン、浦和レッズ一筋でプレーした。アテネ五輪最終予選ではキャプテンとしてチームをまとめ、五輪出場に貢献。オシム監督の下では日本代表に選ばれ『チームのために水を運ぶ選手』と賞賛された。浦和レッズではJ1リーグ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグで優勝するなど、黄金時代を築いた。引退後はサッカーの普及に関わるとともに、AuB株式会社を立ち上げ、アスリートの良好なコンディションの維持、パフォーマンスの向上を目標に、日々研究をするなど、スポーツビジネスの分野でも幅広く活動。私生活では2人の女の子を育てるパパでもある。Jリーグ通算379試合出場10得点。日本代表27試合出場0得点。
協力:サッカースクールSKY
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