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3月11日の地震以来、息子のサッカークラブ(東京都練馬区)も学校のグラウンドが利用できないため、練習が中止になっています。
「サッカーをしたい!!」
学校終了後、友達と走り回っているのに、雨天でもないのにサッカーができないストレスからか、少し乱暴な言動も見られるようになってしまいました。東京の子でこの状態です。 被災地にいる子どもたちのことを思うと、とても胸が痛みます。もちろん今はサッカーどころではありません。日々生きていくことで、精いっぱいだと思います。でも、きっと声にできないけれど「サッカーがしたい」と願っているはず。
これから復興に向けてのさまざまなことが行われます。街が落ち着いたら、子どもたちには、ぜひサッカーを再開して欲しい。ボールが蹴れれば、精神的に落ち着くことができます。子どもたちの笑顔が、周りの大人たちにパワーを与えてくれます。 お父さん、お母さん。猫の手も借りたいほど、やらなければいけないことが山積みでしょう。でも、子どもたちが「サッカーをやりたい」といったら、気持ち良く送り出して欲しいと思います。そして「楽しかった?」と話を聞いてあげてください。
被災した子どもたちの中に、未来のJリーガーや世界に羽ばたく選手の卵がいるはずです。 この震災で、子どもたちが夢や希望を失ってしまわないように...。子どもたちが笑顔でグラウンドを走り回ることができる日まで、サッカーキッズを持つ同じ親として、私もできるだけのお手伝いをしていきたいと思っています。
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kilohana 前田陽子・・・
中1、小5の息子がサッカー部に所属の東京在住のママライター。サッカー選手をはじめアスリート、著名人へのインタビューも多数
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