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震災復興応援プロジェクト
【第3回】応援プロジェクト×子どものメンタル、親のメンタル- リラックスする呼吸法
公開:2011年4月19日 更新:2012年2月28日
3月11日に起きた地震、津波は人々の心に大きな影響を与えました。わたしも多くの方から、震災など有事のときに、どのように心を保てばいいのかと尋ねられました。そこで今回はメンタルトレーニング・コンサルタントとして、心の持ち方について話をしたいと思います。
■呼吸に意識を集中させよう
強い緊張やストレス、プレッシャーを感じるときに効果的なのが、深呼吸をすることです。今回はリラックスし、ストレスを解消するための呼吸法をお教えしたいと思います。
<深呼吸の方法>
- 背筋を伸ばして姿勢を正し、目を閉じて顔を少し上げます。
- 息をゆっくりと細く長く「スー」と音を立てて、すべてを吐き出します。
- 鼻からゆっくり、大きく息を吸い込みます。
- 口から細く長く、息を吸う時の3倍の時間をかけて吐き出します。
深呼吸をするときは、胸を張って、上を向いて行います。お腹に手を当てて、お腹が出たり、引っ込んだりする動き(腹式呼吸)を感じてみてください。そして、呼吸に意識を集中させることがポイントです。
深呼吸をするときは、「体がゆでたパスタのように柔らかくなる」などの具体的なイメージを持つと、よりリラックスすることができます。 口からマイナスの気持ちを吐き出し、息を吸う時は、プラスのエネルギーを吸い込むイメージを持つとよいと思います。
下を向いていたり、体に力が入っていると胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなり、プレッシャーを感じやすくなります。 また、マイナス思考もどんどん強くなっていきます。ですので、深呼吸をするときはもちろん、普段から背筋を伸ばすように意識しましょう。
気持ちが落ち着かなかったり、ネガティブな感情が沸き上がってきたときは、深呼吸をして一息つきましょう。
子どもだけでなく大人も、知らず知らずのうちに体に力が入っていることが多いもの。そんなときは深呼吸をして、リラックスを感じ取ってみてください。過度な緊張は心にストレスを与えます。肩の力を抜いて、日々の生活と向き合っていきましょう。
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