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グランセナ新潟の育成強化部長を務める須田敏男コーチが考える"親子でもできる練習メニュー"をご紹介するこの企画も4回目。今回は、ゴール前での一対一の練習メニューをお届けします。親子で、兄弟で、友だち同士で、競いながらスキルを高めていきましょう。
【練習1】ゴール前の一対一
【練習2】ゴール前の一対一(ハンド)
■やりかた
1)ディフェンダーがアタッカーにパスをしてスタート。
2)ディフェンダーは青か黄色のどちらかのコーンゲートを目指す
3)アタッカーは、でフェンダーが向かうコーンゲートじゃない色のコーンゲートをドリブルで通過する
4)アタッカーはゴール、ディフェンダーはボールを奪えば勝ち
■ポイント
1)アタッカーはファーストタッチからシュートまでをなるべく早く
2)アタッカーもディフェンダーも相手とのかけ引きすること
3)ディフェンダーは不利な遅れた対応で、どのようにボールを奪うかを考える
4)親子で行う場合は、子どものレベルに合わせて親が手加減してうまくモチベーションをコントロールしてあげよう
■練習相手として、いい意味で"ピエロ"になる
息子の練習に付き合うとき、どのようなことに気をつけていますか?
「息子よ、父を超えてみろ」
と、ときには息子を完膚なきまでに叩きのめすことも必要かもしれません。しかし、それで子どものモチベーションを下げてしまうのは避けたいところ。「飴と鞭」という言葉がありますが、父の威厳を見せつつも、練習相手として、しっかりと子どものモチベーションを引き上げてあげてあげましょう。そのひとつの手段として、いい意味で“ピエロ”になることをお勧めします。本当は奪えるところで、ちょっと足が滑ったそぶりをしてあげたり、あえて引っかかってあげることで、子どもに成功体験を積ませてあげることができます。子どもにとって成功体験は、成長するためのなによりの栄養源になります。
低学年のお子さんの場合、まだ今回のような練習メニューを行うのは難しいかもしれません。そんなときは、まずは足ではなく手で練習しましょう。足でボールを扱うより手でボールを扱う方が難易度は低いです。まずは手で、相手とのかけ引きなどの要素を覚えてもらうのが良いでしょう。
監修:須田敏男(グランセナ育成強化部長)
撮影協力:グランセナ新潟FC U-12
グランセナは小学生世代から成人選手まで、世代毎のクラブチーム(グランセナFC)を運営しています。各世代のクラブチームには多くの選手が所属し、日々自己研鑽に取組んでいます。
少年期における技術習得はどのスポーツでも重要視されており、サッカー界では9歳から12歳をゴールデンエイジと呼び、選手の自立期(20歳)において最も高いレベルに成長するために徹底した技術トレーニングをやらなければならないと言われております。しかし、近年、特に小学生のスポーツ活動環境は土曜、日曜に集中し、平日の練習時間が無いに等しく、日本は世界の4分の1程度の練習しかしていないといわれています。
グランセナジュニア・ジュニアユースでは週5日以上、世界レベルの環境である人工芝グラウンドでトレーニングしています。そして、全ての年代において優秀なコーチングスタッフを提供しています。
また小学1年生から高校卒業まで一貫した選手育成に取り組み、技術面のみならず創造性の育成に取組んで参ります。
グランセナFCはアマチュアチーム日本一を目指し、新潟からグローバルに活躍する選手を多数輩出します。
グランセナFC所属選手に挨拶のできない少年・少女はいません。礼儀やマナーに関しては厳しい指導方針を採り、スポーツ選手である前に人間個人として正しい振る舞いができるように指導を行っています。子供達に多くの成長の機会を提供し、ご両親と共に子供達の成長を見守ります。
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