北澤豪の父親論!「うちの子は全然ダメで」という謙遜はNG
サカイク読者のお父さんは、仕事も忙しくて子どものことも気になる一番大変な時期ですよね。でも、子どもが子どもでいる時期は本当に短くて、気が付いたら終わってしまうから、ここは両立できるようにがんばってほしいと思います。そのためには、できるだけ子どもといる時間をつくることが大切です。ぼくはそれを一番に考え子どもたちと接しています。一年間の学校行事はあらかじめプリントで渡されることが大半ですし、わからなくても学校に聞けば教えてもらえます。それを手帳に書いて、この日だけは仕事を入れずに学校に行くと決めて予定を立てています。子どもたちと一緒にいる時間を確保することで、父親としての役割を見つけられると思いますよ。
カテゴリー2に入る9歳の頃から、少しずつエゴが少なくなってきます。最初は自分でボールを運ぼうとしますが、できないことを悟ると味方にパスをするようになります。選手自身が「状況を考えてパスを出そう」と気づいたときこそ、次のステージである『パス』を教えるべきタイミングなのです。