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イベントレポート

プロの選手が実践する!食事の摂り方とは?『糖を味方に! 親子で学べる栄養セミナー&ジェフユナイテッド市原・千葉の選手と楽しむサッカー教室 Presented by 三井製糖』

公開:2019年11月29日

2019年11月上旬、千葉県千葉市のユナイテッドパークで、『糖を味方に! 親子で学べる栄養セミナー&ジェフユナイテッド市原・千葉の選手と楽しむサッカー教室 Presented by 三井製糖』が行われました。
これは栄養セミナーとサッカー教室が一緒になったイベントで、ジェフユナイテッド市原・千葉のチーフアスレチックトレーナー・山本純さん、おゆみの中央病院の公認スポーツ栄養士・増尾知明さん、三井製糖株式会社の池田雅史さんが登壇し、栄養についての情報を提供。その後、ジェフユナイテッド市原・千葉の工藤浩平選手、本田功輝選手と子どもたちが一緒にサッカーをするという催しです。(取材・文:鈴木智之 / 写真・動画:平間喬)


イベントの最初に、子どもたちに向けて「サッカーがうまくなるために大切な3つのことはなんでしょう?」というクイズが出題されました。
山本アスレチックトレーナーは「練習すること、しっかり休むことの大切さは、みなさんもよくわかっていると思います。あとひとつはなにかな?」と尋ねると、子どもたちから元気よく声があがります。

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なかには正解があったようで、山本アスレチックトレーナーは笑みを浮かべながら「そう。知っている子もいたね。サッカーがうまくなるために、食事はとても大切です」と語りかけます。

栄養士の増尾さんからは「食事で大切なのは、好き嫌いなく、バランス良く食べること。これだけなので、ぜひ実践してほしいと思います」と子どもたちと保護者のみなさんにアドバイスを送っていました。

バランスの良い食事とは、お米や麺類、パンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜を使った小鉢などの副菜。お味噌汁やスープなどの汁もの、果物、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品が揃っていることです。

山本アスレチックトレーナーは、ジェフの選手が実際に食べているメニューの写真を見せてくれました。
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「うどんやご飯などの主食があって、肉や魚などの副菜、小鉢がたくさんあり、乳製品と果物、汁ものが揃っています。このようなメニューがサッカー選手に必要な食事です。試合の日は、ご飯などエネルギーになるものを中心としたメニューを、キックオフ3時間半前に全員で摂ります。試合後はなるべく早くエネルギーを補給するために、おにぎりや果物を食べます。これは、疲れを翌日に残さないためです」

練習や試合の合間に、おにぎりやバナナなどの軽食を摂ることを「補食」と言います。
試合後、すぐに栄養のバランスがとれた食事をするのは難しいので、手軽に食べられて栄養補給につながるものを摂取するのが良いそうです。

サッカーをするためのエネルギーになり、疲労回復の栄養源となるご飯やうどん、パンなどの炭水化物(糖質)。子どもたちの中には、おかずは食べるけど、ご飯の量が少ない子もいるようで、増尾栄養士は「最低でも1回の食事にお茶碗一膳は食べてほしい」と言います。

「おかずと一緒に、エネルギー源であるご飯(糖質)をしっかり食べるために、おすすめの食べ方があります。それが『三角食べ』です。おかずだけ、ご飯だけ、副菜だけと別々に食べるのではなく、おかずの後にご飯を食べて、副菜を食べたら、またご飯に戻るという食べ方をすることで、ご飯を食べる量を増やすことができます」

三大栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)です。
増尾栄養士は「子どもたちはこれから体を大きくする、背を伸ばす時期です。大人と子どもでは、子どものほうが多くのエネルギーを消費します。そのため、大人と同じ量の炭水化物(糖質)を食べていても、体は大きくならないんです」と語りかけます。

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三井製糖の池田さんからは、血糖値の急上昇や小児肥満を防ぐための「スローカロリー」という方法が紹介されました。これはエネルギーをゆっくり吸収することで、体への負担を減らす食べ方のことで、池田さんは「よく噛んで、ゆっくり食事をすること。最初に野菜を食べること」の大切さを述べ、栄養士の増尾さんからは「調理をするときに硬い食材を選び硬めに仕上げる。大きめに切ることで噛む回数を増やすことができます。よく噛むとあごの筋肉が強くなるので、ボールを蹴る力も強くなりますよ」とアドバイスが送られていました。
糖の摂取については、ジェフユナイテッド市原・千葉の選手も食事で摂っている『スローカロリーシュガー』が紹介され、池田さんは「ゆっくりと分解吸収されるので、長時間、エネルギーが必要なスポーツ選手にはうってつけです」と説明していました。

セミナーの最後は、質問コーナー。
「好き嫌いが多い」という悩みについて、増尾栄養士は「嫌いな食べ物があっても、別のもので補うことができれば大丈夫。食べず嫌いではなく、まずはトライすることから始めてみてほしい」と回答。
「食事に時間がかかる。食べるのが遅い」という悩みには「テレビやスマホなど、他のことに気が散って食べるが遅いのは、よくありません。ただし時間がかかっていても、体を大きくするためにしっかりと食べているのであれば良いと思います」と答えていました。

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セミナーの後はグラウンドへ移動し、ジェフユナイテッド市原・千葉の工藤浩平選手、本田功輝選手が参加するサッカー教室。
サッカー教室では、初めて会うお友達と一緒にサッカーをする前にアイスブレイクを入れたウォーミングアップを行った後、工藤選手にパスのお手本、本田選手には1対1のスピードに乗ったドリブルのお手本を見せてもらいました。
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お手本を参考に、パス交換のトレーニング、1対1のトレーニング、ゲームを通して工藤選手、本田選手とともに90分ほど一緒に汗を流し、記念撮影とサインをもらいました。

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工藤選手は子どもたちに「サッカーを楽しんで、毎日チャレンジして、勉強もサッカーも頑張ってください。ジェフの試合も応援に来てくださいね」と話し、本田選手は「僕はこの年になってもサッカーが好きで楽しめているので、みんなもずっとサッカーが好きでいてください!」と、力強くメッセージを送っていました。

●参加者の感想
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小川さん
「栄養セミナーは子ども達向けに優しく言ってくれたので、大人の自分も理解しやすかったです。食事のタイミングや好き嫌いをしないこと、よく噛んでゆっくり食べることなど、簡単なことが多かったので、家でも心がけたいと思います」

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笹崎さん
「親が食事の事を言っても聞く耳を持たないので、専門家から話を聞けたのは良かったです。うちの子は食事に時間がかかるのですが、テレビを見ながら食べるのは良くないという話も出たので、子どもも聞き入れてくれるのではないかと思います」

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戸張さん
「以前、私ひとりで栄養セミナーを聞いたことがあって、そこで得た知識を子どもに伝えてもあまり響きませんでした。今回は一緒に聞くことができたので、良かったと思います。品数を用意しても、食べるものが偏っていたり、間食にコーラなどを選びがちなので、今後は意識が変わることを期待しています」

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藤田さん
「普段はご飯だけ、おかずだけなど偏った食べ方をしているので『三角食べ』をしたほうが良いこと、サラダを最初に食べると良いことが印象に残りました。家に帰って、子どもに徹底させようと思います」


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スローカロリーシュガー

スローカロリーシュガーはゆっくりと消化・吸収されるので、からだにやさしく、スポーツでもエネルギーの供給が長時間できる!ということでサッカー選手にもおすすめです。まさに本来、摂取することが重要な糖分のより良い摂り方ができる商品です。

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