小島さんはこの問題は「親御さん同士で解決しようとせずにチームとして解決する方向にもっていくべきだと思います」といい、こう指摘します。

 

「公共の場所で子どもたちが度を越して騒いでいるときに、その場で親御さんたちがしっかり注意することも大事ですが、その都度の対応では、根本的な解決には至らないのではないでしょうか。親御さんとしては信頼できるコーチに『私たちも日頃から努力しますが、なかなか目が行き届かないところもあるので、バスの乗り方、電車の乗り方もきちんと指導してもらえればと思います』などと伝えて、チームの体制改善や意識改革を促す役割を果たすくらいの気構えでいるのがよいと思います」

 

チームとして子どもに社会のルールをしっかりと教えていく――。それがベストな解決策となるのではないでしょうか。

 

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