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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
送迎する親は1時間待ち。監督の話が長すぎて困る問題
公開:2018年10月10日
■話が長いことをそれとなく気づかせる言い回しをしてみよう
※コーチの指示を笑顔で聞く子どもたち。 写真は過去のサカイクキャンプのものです。 質問者及び質問内容とは関係ありません。
そこで提案です。保護者から「選手ファースト」を打ち出しましょう。
「監督、最近言われている選手ファーストって大事ですよね。私たち親も、もっと子どもの気持ちと立場になって考えようと思います。試合の後、シュートを外したとか言ってはダメですね。お迎えも遅刻することがあるのでなるべく間に合うようにします。早く栄養補給やアイシングもさせたいので、ミーティングも時間通り終わっていただけませんか」
運動後にアイシングしたり、30分以内に栄養補給する重要性は今はよく知られています。先にそれらの必要性をまず知らせます。「あなたの話が長くて困る」と問題を直撃しない遠隔的な解決法です。
それでも理解されない場合は、そのあとに「実際に起きたこと」だけを伝えます。
「兄弟が別のスポーツや習い事をしていて、以前遅れてこうなった」
「帰りが遅いと、犯罪に巻き込まれたのではないかと心配になって少しパニックになった」
困るんですとは自分からは言わず、相手に言わせるわけです。
「それは困りましたね。時間通り終わるよう心がけます」
監督に自分からそう言ってもらうことを目指しましょう。
そのためにはどうしたらいいか。事前に考えて、話が長くならないよう感情的にならず簡潔に説明してください。

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