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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

チームで一番上手いから? 息子が努力しないんですけど問題

公開:2019年11月 6日

キーワード:やる気サッカースクール一生懸命合宿本気焦り運動神経遠征

■著名人の親たちが子どもにかけた言葉には共通点がある

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(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

ある雑誌の特集で、社会に爪痕を残した大人にインタビューしたことがあります。そのほかでも著名人を取材したとき、私はどう育てられたかを結構聞きます(取材テーマと関係なくても)。すると、かなり多くの人が親御さんにこう言われています。

好きなことを好きなだけやれと言われた」
好きなことを何でもやれ。お父さんとお母さんはそのために働いている」
君がやりたいことのためなら家を売ってもいい」

彼らの親御さんは、自分の子どもの「一生懸命」を信じているのです。

時にタラタラやっているように見えるときもあるかもしれません。でも、少しでも頑張ったら「がんばってるね」と肯定し、応援してあげましょう。いつか、親御さんをハッとさせるような一生懸命を子どもは見せてくれます。

 

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島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。
最新刊は『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。

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文:島沢優子

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