1. サカイク
  2. 連載
  3. 蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
  4. やめたり戻ったり。移籍を誘導し息子を傷つけてしまった問題

蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

やめたり戻ったり。移籍を誘導し息子を傷つけてしまった問題

公開:2020年10月28日 更新:2020年11月30日

キーワード:ほどよい母親ウィニコット移籍自分で決める試合に出られない過干渉

■親としてのリスタートであり、大きなチャンスでもある

shimazawa_column96_01.jpg
写真は少年サッカーのイメージです

 

そして、最後に。

私は、こうなって良かったとさえ思います。もし、2つ目のチームでうまくいって満足していれば、「ほら、お母さんの言ったとおりにしてよかったでしょ」ということになります。ママについて行けば大丈夫、私についてこさせれば大丈夫と、親子して間違った認識を持つところでした。

これは、お母さんの母親としてのリスタート。大きなチャンスなのです。

まったくもって落ち込まなくていいのです。

 

DSC_0873_200.jpg
島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てる テニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。
最新刊は『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。

前のページ 1  2

あなたが抱えるお悩みに、先輩サッカーママ島沢優子がお答えします! ※記事になります
※ご相談者様のお名前、チーム名等は記事に掲載いたしませんのでご安心ください。
入力例:foo@example.com

サカイク公式LINE
\\友だち募集中//

子どもを伸ばす親の心得を配信中!
大事な情報を見逃さずにチェック!

友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
文:島沢優子

募集中サカイクイベント

サカイクイベント一覧

関連記事

関連記事一覧へ

蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~コンテンツ一覧へ(191件)

コメント

  1. サカイク
  2. 連載
  3. 蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
  4. やめたり戻ったり。移籍を誘導し息子を傷つけてしまった問題