そう語る松田部長の主張、そしてグラスルーツ宣言の根幹は次の一言に集約されるかもしれません。

 

「なんでうまい子しかサッカーを続けられないの？」

 

松田部長の原点は、かつてヤマハ発動機時代にオートバイ販売のために訪れたヨーロッパで現地のサッカー文化に触れたこと。「これを日本でもやりたい」と思った半分については、Jリーグという形で一つの結実を見ました。では、もう半分についてはどうでしょう。トップレベルだけがサッカーではありません。「エンジョイの部分と強化の部分は両立すべきもの」という理念の下で動き出したグラスルーツ推進部。

 

後編では、その具体的施策である「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」について触れてみたいと思います。掲げる理念は「引退なし」「補欠ゼロ」「障がい者サッカー」と３つあります。

 

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だれもが楽しくサッカーをプレーできる環境を、サカイクとJFAと一緒につくって行きましょう‼

 

 

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