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JFAグラスルーツ推進部部長が行く!あなたの街のサッカーチーム訪問
サッカーを楽しく続けるために「試合結果よりも、魅力を持った人間になることを追求」
公開:2017年3月 3日 更新:2017年8月 3日
■松田部長の感想
エスペランサ熊本は目先の勝利に固執していないだけでなく、子どもたちの将来、未来の成長を願う素敵なクラブでした。中学、高校、大学、社会人やプロで大きく成長するために、小学生のときに何をしなければいけないのか? 総監督である光永さんはそのことをしっかりと見定めて、子どもたちの指導に当たっています。Jリーガーが育ってきているというのも納得です。
「いまは心と身体を育てるとき」と、目先の結果を気にすることなく育成をした結果、勝利が自然に付いてきていると言いますから、こんなに理想的なことはないでしょう。
公式戦で19人の6年生をすべて出場させてベスト8というのも素晴らしいです。試合に出られない子がいるというのは、小学生年代のサッカーの抱える大きな課題です。エスペランサ熊本の取り組みを紹介することで、「新たな価値観」「別のやり方」があることを知っていただければと思います。
グラスルーツフェスティバルも子どもたちが楽しめる仕掛けが随所にあって、これを年3回、恒常的なイベントとして開催しているあたりに理念やビジョンを感じました。サッカーをやっていると、ついつい自チームの成績だけに力を注ぎがちですが、長い目で見れば本当にそれが大切なことなのかという疑問もわき上がってきます。
高校生、大学生になったとき、社会人、プロ選手を目指すときにどんなことが必要になるのか。エスペランサ熊本はこのことを真剣に考え実践するクラブでした。
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大塚一樹
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