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U‐12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016
「プレーのアイディアがいっぱいあってすごかった」バルサと戦った子どもたちはなにを感じたのか
公開:2016年8月26日 更新:2020年3月24日
■選手たちにはミスを怖れるなと伝えた
大和ハウスFUTURES鈴木隆行監督、試合後のコメント
「試合前に選手に伝えたことはすべてやってくれたその上でそれ以上のことをやってくれたと思います」
――試合前はどんなことを伝えたのか?
「海外の強豪クラブと対戦する機会は、そうあることじゃないので、とにかくミスを怖れず思い切りやろうと伝えました。選手たちがこれから世界を目指して戦う上で、球際だったりフィジカルコンタクトは絶対に必要な部分です。そこはしっかり戦うように言いました。そのためにはミスを怖れないこと。ミスしたらどうしようと思っていたら思い切り行けませんからね」
――準備時間が限られた中での指導でしたが、鈴木さんが考えるコンセプトをどんなふうに選手に伝えましたか?
「普段から一緒にやっているチームなら静かに伝えると思いますけど、今回は割と大声で(笑)情熱を持ってわかりやすいように伝えましたね」
――対戦相手のマンチェスターシティの印象と戦術的な対策を教えてください。
「体格と縦へのスピードに差があるなと思っていたので、相手がスピードに乗る前に潰すことは徹底しました。シティは、こちらが横に展開すればついてこれないと思ったので、ドリブルで展開するように指示もしていました。そこのところは選手たちが思った以上によくやってくれて、スピードに乗ってゴールに迫られるピンチはほとんどありませんでした」
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取材・文 大塚一樹 写真 八木竜馬
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