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U‐12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2025
ジェフ千葉が金星!FCバルセロナに勝利 激戦続く「ワールドチャレンジ」2日目
公開:2025年8月21日
千葉県のフクダ電子スクエア/フィールドで開催中のU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2日目も激戦が続きました。
夏の強い日差しが照りつける中、注目クラブ同士の対戦やFCバルセロナが敗れる波乱が起きました。
(取材:鈴木智之、写真:新井賢一)

■注目の一戦、マルバがFC大泉学園を破る
2日目の注目カードは、初日に3連勝を飾ったFC大泉学園と、バーモントカップ王者のマルバFCとの対戦。この試合は、マルバが大清水皇輝選手、野口修吾選手のゴールで2対0で勝利し、選抜チームの実力の高さを見せつけました。

試合後、FC大泉学園の小嶋快監督は「マルバさんは選抜チームなので、オールスターのような感じで個の能力が高い子が多く、対応に苦労しました」と振り返りました。

勝利したマルバの浅野智久監督は、チーム作りについて「11人制だからといって戦術ありきではなく、個人で何ができるかが大切だと思っています。『この選手はこのプレーが得意だから、このエリアでこういうプレーができるといいよね』といった形でやっていきたい」と、個の特徴にフォーカスして戦うスタイルを示しました。
特筆すべきは、チームの準備状況です。浅野監督によると「(ワーチャレ直前まで)バーモントカップがあったので、11人制の練習は全然していません。昨日の大会初戦が初めての試合でした」と話します。
それでも勝てた理由について、浅野監督は「フットサルのクアトロという戦術に近い、3ライン制を導入しています」と説明。加えて「最終的にプロになって求められるのは、試合中の様々なことを自分で感じる力。だからこの年代ではポジションに縛られることなく、自分で守る、自分で攻めることを重視しています」と、将来を見据えた育成方針を語りました。
■バルセロナに波乱、ジェフ千葉が金星
2日目の午後に行われた試合では、大会の目玉であるFCバルセロナが、ジェフユナイテッド千葉に1対2で敗戦。地元Jクラブの健闘が光る結果となりました。
とはいえバルセロナは直後に行われた、札幌ジュニアFC戦に5対0で大勝。グループ首位で決勝トーナメント進出を決めました。
ワールドチャレンジは明日21日にラウンド16を迎えます。16時キックオフということで、これまでの炎天下での試合と比べて、気温も下がる時間帯での開催となります。
海外勢と日本チームの激突、選抜チーム同士の技術の応酬、そして地元チームの奮闘など、様々なドラマが生まれているワールドチャレンジ。
入場無料で観戦できるこの大会に、ぜひ足を運び、子どもたちの熱戦を間近で感じてみてください。きっと多くの発見と感動があるはずです。
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