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今すぐ始めたい!子どもの力を引き出す魔法の「しつもん」
子どもの「やる気」を応援したい!親としてできる3つのこと
公開:2015年3月27日 更新:2019年7月 9日
「サッカーがうまくなりたい!」とがんばる子どもと、そんなわが子を応援したい親御さんのために制作した「考えてうまくなる しつもんサッカーカレンダー」。すでにカレンダーが手元に届いた方々から、さまざまなご意見をいただいています。そんな中、よくお寄せいただくのが「子どもの立てた目標が大きすぎて実現できなさそう」というお悩み。そこで、しつもんサッカーカレンダーを監修した藤代圭一さんに、そんな時の親としての考え方を教えていただきました。
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サッカーを始めたばかりのお子さんが「今月はリフティング100回できるようになる!」という目標を立てたとしてみましょう。
僕ら大人からしてみると、「もっと現実的な数字にしようよ」と伝えたくなりますよね。いくつか考え方があるので、3つお伝えさせてくださいね。
1つ目は100に対するこだわりを聞いてみること。
2つ目はお子さんのチャレンジを尊重することです。
3つ目は1年後から逆算することです。
お子さんにとって「100」という数字がとても魅力的なのかもしれません。また、100回を目指すことが彼にとっては大切ということも考えられます。ですので、あえて100回という目標はそのままで、毎日やる行動目標を、より具体的にしましょう。「100回を達成するために何をしよっか?」ここが具体的になってくると、目標の達成度も高くなります。
そして2つ目は、お子さんのチャレンジを尊重して、次月に改めて目標に向き合う機会をつくってみます。4月の目標である「リフティング100回」に対して、結果は50回だったとしますね。そうすると、「目標を立てる」ことについて考えることができます。
「目標の立て方はどうだった?」
「高すぎた?低すぎた?それとも丁度よかった?」
「じゃあ、5月はどうしようか?」
僕ら大人もそうですが、体験してみてはじめてわかることがあります。ですので、一度目標をつくり、そこに向かって歩んでみてはじめて、目標の立て方がどうだったかもわかることもあり、「5月は60回を目指す!」という目標の立て方を覚えるきっかけになるかもしれません。
3つ目は、1年後から逆算してみることです。良いのか悪いのか、100回という数字の大きさを本人が自覚できていないのが理由だとしたら、あえてもうちょっと長い目で見てみることも効果的です。
「1年後はどうなっていたら最高?」
「半年後は?」
「3ヶ月後は?」
「じゃあ、今月はどうなっていたら最高?」
長い期間で見てみることで、より自分と向き合うきっかけにもなります。
以上の3つの考え方を上手くつかって、お子さまの目標を実現できるようにサポートしてみてください。
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いかがでしたか?目標を立ててがんばる子どもの「やる気」を大事にしつつ、実現に向けて上手にサポートしていきたいですね。
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文・写真/サカイク編集部
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