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- モルテンがAFCと公式球契約を締結、来年のアジアカップから提供開始
競技用ボールのトップメーカーでスポーツエキップメントを手掛けるモルテン(本社:広島県広島市)は5月7日(月)、アジアサッカー連盟(AFC)との試合球契約締結を発表しました。
来年1月にアラブ首長国連邦で開催されるアジアカップでの提供を皮切りに、AFCカップや年代別国代表の大会、フットサルイベントの大会などAFC主催大会の全試合に公式球として提供されます。
この日はアジアカップで採用される公式試合球も発表されました。
モルテン社のフラッグシップモデル「ヴァンタッジオ5000プレミア」をベースに、AFCのロゴと8つの炎をモチーフとした柄が左右対称に描かれたデザインは、ボールの回転時に安定した視認性を確保できるといいます。
また、同社独自の熱接合技術による「アセンテック構造」なので手縫いよりも真球性に優れ、表面が滑らかなのでどこを蹴っても同じ感触なのでキック精度の向上を実現します。低吸水性のため、雨天時に使用しても水を吸うことがほとんどなく、晴天時と同じ感触でプレーできる特徴を持つボールです。
イベントにはAFCの理事を務める田嶋幸三氏も登壇し、「公式球の契約が締結できて嬉しい」と笑顔をみせました。
田嶋氏は近年強さを増すアジアのサッカーについて「各国が欧州並みに強くなるポテンシャルがある」と語り、その中でも日本が継続してアジアのチャンピオンでい続けなければいけないと強調し、もうすぐ開催されるW杯の勢いをアジアカップにつなげたい意向を示しました。
モルテンの民秋社長は、「スポーツを本物にする」という自社の信念のもと、この新たなパートナーシップによりAFCと共にアジアにおけるサッカーのさらなる成長と発展に貢献できるよう活動したいと語りました。
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