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ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする

公開:2017年11月21日

以前、サカイクで非常に反響をいただいた下記の記事が書籍になりました。

なぜドイツでは、7歳の子どもの試合を"審判なし"で行うのか

著者はサカイクでもお馴染みドイツでサッカーコーチやジャーナリストとして活動する中野吉之伴さんです。ぜひ、保護者や指導者のみなさんに参考にしていただきたい一冊です。

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■子どもがグングン伸びる。サッカー最強国のメソッド
2014W杯、2017コンフェデ杯優勝。その強さの背景には、子どもがグングン伸びていく、ジュニアサッカーのしくみがありました。ドイツの大人は子どもの成長をどのように考え、どのようにサポートしているのか。現地在住のサッカー指導者であり、子育てにも奮闘する著者が、現地でしか知りえないジュニア指導の新常識を紹介します。

■「勝つため」では子どもは育たない。高校生まで全国大会がない理由
「高校生になるまで全国大会を行わない」「チームの人数調整で控え選手をつくらない」「低学年の試合は審判なしで行う」――。これらのしくみはすべて、子どもが心の底からサッカーを楽しめるように考え出され、ドイツで実際に実施されているものです。子どもがサッカーをする本当の理由は「目の前の試合に勝つこと」でも「プロになるため」でもない。そんな信念をもとにした、具体的な実践例を紹介します。

■すべての子育て世代、スポーツ指導者に
本書にはサッカーに限らず、ドイツの大人がどのように子どもに接しているのか、そしてドイツの子どもがどのように育っていくのか、といった子育てにまつわる物事をまとめています。サッカーをする子を持つ保護者の方に限らず、サッカーやそのほかのスポーツの指導者、さらには子どもを育てるすべての方々に読んでいただける内容です。

【主な目次】
第1章 何のためにサッカーをするのか
第2章 子どもの"考える力"を育む
第3章 子どもの"向上する力"を育む
第4章 子どもの"思いやる力"を育む
まとめ 子どもとしっかり向き合うために
 
【著者紹介】
中野吉之伴(なかの・きちのすけ)
1977年生まれ、秋田県出身。武蔵大学人文学部卒業後、育成年代の指導ノウハウを学ぶためにドイツへ渡る。2009年7月、ドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA-Aレベル)。元ブンデスリーガクラブのフライブルガーFCでU-16監督やU-16/U-18総監督を務めるなど、ドイツですでに10年以上の選手育成・指導のキャリアを持つ。
ドイツサッカーの育成指導方針に共鳴し、「子どもたちが目一杯サッカーを楽しめる環境をつくる」「子どもたちが自分の力で成長していくためのサポートをしていく」というスタンスを大切に、それぞれの子が輝くためのサッカー指導を模索、実践している。2児の父としても奮闘中。
 
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