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2019年2月 1日
「自分で考えて決められる賢い子供 究極の育て方」サカイク初の著書!【好評発売中】
サカイク初の著書となる「自分で考えて決められる賢い子供 究極の育て方」がKADOKAWAから発売されました!
amazonでもご注文いただけますので、すぐに読みたい方は以下のリンクボタンよりご注文ください。
中村憲剛選手もオススメ!
「サッカーに育ててもらいました。選手としてだけではなく人間としても」
©KAWASAKI FRONTALE
<<本の内容>>
■「不確実な時代」を生き抜くために必要な"賢さ"をサッカーで育む
これから子どもたちが生きていく時代は「正解が必ずしもひとつではない世の中」であると言われています。AIやIoTによる社会の大きな変化に伴い、人々の求めるものが多様化、複雑化し、ひとつの価値観や常識だけでは通用しない「不確実な時代」。たくさんの情報を記憶して正解を知っておくことが大事だった時代から、自分たちで答えを導き出すための材料を集め、それをもとに考える思考力が必要とされる時代に。2020年の大学入試改革もこうした社会の変化を受けて実施されるものです。
では、子ども達に求められる「考える力」、「賢さ」とは具体的にどのようなもので、どのように身につけていけばよいのでしょう?
サカイクはWHO(世界保健機関)が定義する「ライフスキル=日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」の考えをサカイクキャンプに導入し、その権威である慶應義塾大学の東海林祐子准教授をアドバイザーに迎え、「サカイクライフスキルプログラム」を共同開発しました。
この本では「サカイクライフスキルプログラム」をベースに、これからの時代を生き抜く上で子ども達に必要な力とは何か? また、子育てやサッカーを通してどのように子どもと関わることで、それらのスキルを高めていくことができるのか? 具体的に紹介しています。
サッカーの指導とお父さんお母さんが日々奮闘している子育てにはたくさんの共通項があります。
子どもの将来の成功や未来の幸せを願い、できる限り成長の手助けをしたい。そう思うのは当たり前のことですが、子どもたちにどう接したらいいのか? 成長をうながすためにはどんな態度で向き合うのがよいのか? 正解が見えない時代だけに、期待と不安といったジレンマを抱えることになります。
この本で紹介するサカイクライフスキルプログラムは、子育ての現場から遠く離れた理想論でも、正論を押しつける指南マニュアルでもありません。誰もが抱えるジレンマを解消するためのガイドとして使っていただけるものです。
「不確実な時代」を生き抜くために必要な"賢さ"を、「不確実なスポーツ」であるサッカーをヒントに、みなさまの大切なお子さんをどう育てていけばいいのか、その答えを見つけるための一助となれば幸いです。
<<目次>>
【はじめに】
【序 章】
■これからの時代を賢く生き抜くために必要な「ライフスキル」
・子供たちの生きる未来はいまとはまるで違う?
・絶対的な正解のない時代の「賢さ」とは?
・学力やIQより非認知能力を鍛えよう
・サッカーは社会を生き抜くための練習になる!?
・サカイクライフスキルプログラムの開発
【ライフスキル1】
■自分で道を切り拓くための「考える力」
・考える力を奪っている大人たちの〝過保護〟
・正解がない! サッカーと人生の共通点
・サッカーは考えないとできないスポーツ
・「補助線を引く」ことの重要性とは?
・質問で子供たちの考える力を引き出す
・選択肢を与えれば子供たちは自分で考え出す
・「考えよう!」では子供たちの頭は動き出さない
・失敗から学ぶためにもまずはやってみる
・自分で考えながら立てた目標は〝夢中〟をつくる
【ライフスキル2】
■失敗を恐れず前に進むための「チャレンジする力」
・目標や目的に対して自らアクションを起こす力
・チャレンジするかどうかは自己肯定感の高低で決まる
・挑戦はたとえ失敗したとしてもやり抜く力を生む
・親に求められているのは「我慢」の心
・ネガティブワードが子供のチャレンジする「一歩」を奪っている
・ひとつの失敗で折れない心をつくる
・誰かとの比較は子供のチャレンジ精神をスポイルする
・チャレンジする力を引き出す方法
・チャレンジしながら、現在地を測り、目標を見つめ直す習慣をつくる
・人生にもサッカーにも「絶対に負けられない戦い」はない!?
【ライフスキル3】
■力を合わせて乗り越えるための「コミュニケーション力」
・他者との関わりが希薄な時代に求められるコミュニケーション能力
・周囲に合わせることだけがコミュニケーションではない
・コミュニケーションが下手な子供たち
・まずは自分の意思をどう伝えるのか?
・わがままか自己主張か?
・サッカーのパスは最高のコミュニケーションツール
・コミュニケーション力を質問で引き出す
・親子の会話をゼロから生む〝共通体験〟
・大人の我慢がコミュニケーションの口火を切る
・グローバル社会を生き抜くためのコミュニケーション力
【ライフスキル4】
■ピンチをチャンスに変えるための「リーダーシップ力」
・これからの時代に必要なリーダーシップとは?
・リーダーは特殊な役割ではない
・21世紀型のリーダーシップはサッカーで身につく
・「人を思いやること」から生まれるリーダーシップ
・自分自身を導くリーダーシップを育てよう
・バルセロナの少年選手たちが見せたプライド
・人生もサッカーも「自分で決めた」ことだけが身になる
【ライフスキル5】
■周囲のサポートを信じるための「感謝する力」
・幸せをつくり出す「感謝する力」
・「ありがとう」がいえない子供たち
・サッカーを通じて感謝する力を身につける
・サッカーには味方はいても「敵」はいない
・非日常体験、失敗から生まれる「感謝の心」
・子供を変える親の「ありがとう」
・感謝することで身につく「謙虚さ」
・「誰かのため」は大きな力の源になる
【終 章】
■子供たちに身につけさせたい本当の"賢さ"とは
・スポーツは脳をも鍛える
・文武両道の本当の意味
・日本代表が直面した「正解のない問題」
・サッカーが子供たちを「大人」にする
【おわりに】