本・書籍
2020年2月18日
青森山田、黒田剛監督の新著「常勝チームを作った最強のリーダー学」発売中
日本代表・柴崎岳を筆頭に40人以上のJリーガーを育て上げた高校サッカー界屈指の名将による超実践的リーダー論
この本は、今や企業の経営者研修会や講習会などで組織マネジメントや人材育成に関することをお話している青森山田高校サッカー部の黒田監督が、「リーダー」というテーマに絞って、組織を強くするためにどのような視点から思考し、行動しているかを伝える一冊です。
これからの社会の「リーダー」は、あなたにも、あなたのお子さんにも無関係な役割ではありません。すべてを統括するリーダーだけではなく、得意分野ごとのリーダーの役割を持たせてチームとしてプロジェクトを進める時代です。
サッカー部の運営だけではなく、リーダーが備えておきたい普遍的な価値観がつまっていますので、スポーツの場以外でも参考にできることばかりですので、ぜひお手に取ってご覧ください。
黒田監督が青森山田高校サッカー部の監督、リーダーとして実際に心がけていることとは。
「指導者として、教育を通して生徒たちの人間形成を確立し、ともに戦う仲間を支え、支えられながら、この目まぐるしく変化していく現代社会の中で、個性豊かに良く抜くための『精神力』や『行動力』を育成していくこと」
主な内容
第1章 リーダーの仕事で最も大切なことは? より
目標を設定するために、一般の企業であれば、最初に「自分の担当する部署は、一体何を求められているのか」を整理し、明確にするところから始める必要があるだろう。
そうやって目標を設定したら、その目標を達成するために一人ひとりがどのように動けばいいのかを、具体的戦略にもとづき、「目標から逆算して」積極的に動いていくことが重要である。
そして、それを組織全体で共有していくことが大切なのだ。
=夢や目標の設定は、現実と非現実性の整理から= より
もし、「プロのサッカー選手として活躍したい」という夢があるなら、そのために今、何を思考・判断し、どのように実践していかなければならないのか、自身で決断していかなければならないはずだ。
そして、具体的かつ根拠を持って日々実践していくことが、何よりも大切だという事を知らなければならない。
それなのに、大きな夢は語るが、実際には何からどのように動けばいいのか、目的と手段を具体的に自分の頭で考えることなく、ただ漠然と夢を妄想し、「自分なりの頑張り」ばかり主張する子が多いのではないだろうか。
(中略)
だからこそ、リーダーは夢や目標を語るとき、選手が理解・実践しやすいように、手段とその根拠を明確に伝えなければならないと思う。
目次
第1章 リーダーの仕事で最も大切なことは? 「夢や目標の設定は、現実と非現実性の整理から」ほか
第2章 リーダーに一番必要なスキルとは? 「伝える力で差がつくリーダーの力量」ほか
第3章 結果を出すリーダーになるには? 「有能なリーダーはスピードと効率にこだわる」ほか
第4章 リーダーが陥りやすい間違いや勘違いとは? 「リーダーは主導であっても主役ではない」
終章 あらゆる組織を改革する 「真のリーダーはどんな組織でも改革する」
巻末特典 真のリーダーに必要なスキル
発売日:2020年2月7日
出版社:サンクチュアリ出版
単行本:ソフトカバー192ページ
価格:1,400円(税別)
購入先:全国書店、インターネット書店