親子でチャレンジ
イタリアに学ぶ! 体の動きを身につけるシュート練習【前編】
公開:2011年4月 6日 更新:2023年6月30日
イタリアのACミランなどでフィジカルコーチとして経験を積み、帰国後はファジアーノ岡山U-18コーチとして活動する井田征次郎氏に、体の動き(コーディネーション)と技術、判断を高めるシュート練習を教えてもらいました。ミランのジュニアキャンプでやっていた練習メニューを通して、サッカーに必要な体の動きを身につけましょう!
■チャレンジ01 《連続シュート》
ルール)
- 二人一組になり、図のように2ヶ所にマーカーを置き、コーンを置く
- 一人がボールを手で2個持つ。ボールを持った選手は、最初のマーカーの間まで走りボールを置く
- ボールを持っていない選手は前の選手を追いかけて走り、マーカーの間に置かれたボールをシュート
- 各シュート位置の間に倒したコーンを置き、ジャンプする動作をプラス
解説)
「1本目のシュートを打ったあと、すぐにコーンを飛び越えて2本目のシュートを打つので、1本目のシュートを速く、無駄な動きがないように打ちましょう。ここでは、ジャンプした後に態勢を崩さないことがポイントになります。ゴールを決める確率を高めるためには、シュートの部分では例えば、1本目をサイドに打ってGKの態勢を崩し、2本目は逆を突くなど、駆け引きも大切になります。素早くシュートを打つためにはどう体を動かせばいいか? シュートを決めるにはどこにどんなキックをすればいい? と考えながらトレーニングしましょう」(井田氏)
■チャレンジ02 《ポールかわしシュート》
ルール)
- 2本あるポールのどちらかをかわしてシュートを打つ
- ポールの先にある線を越えてシュートをするのはNG
- ドリブルをして、ポールに差し掛かったらワンタッチでかわし、2タッチ目でシュートを打ちましょう