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サッカーに必要な基礎練習とは? 基本技術や動作を身につけるトレーニング方法を紹介
公開:2021年2月 2日 更新:2024年4月 8日
サッカーにおいては、止める、運ぶ、蹴るという3つの基礎技術があります。基礎をしっかりと身につけることは選手として非常に大切なことです。この記事では、サッカーの基礎技術を身につけるための基礎練習について解説します。
サッカーを始めたばかりのお子さんをお持ちの保護者はぜひ参考にしてみてください。
サッカーの基本は3つ
サッカーをプレーする上で基本となる技術は大きく分けて「止める」「運ぶ」「蹴る」の3つです。ここでは、この3つの概要について解説します。
ボールを止める
ボールを止めるとは、トラップのことです。具体的には、味方のパスを止める、浮き玉を止めるといったプレーが該当します。
トラップができなければいくら味方がいいパスをくれても、その次のプレーにつなげることができませんし、浮き玉を止めるのに時間がかかって何回もボールがバウンドしていては、相手に囲まれてしまうでしょう。
逆に、ボールを自分が狙った位置コントロールすることができれば、次のプレーにもスムーズに移行できるため、チャンスにつながる可能性があります。
ボールを運ぶ
ボールを運ぶとは、ドリブルのことです。サッカーにおいては、1対1の場面やゴール前の密集地隊を突破する際などにドリブルは欠かせません。また、ドリブルで仕掛けて相手が食いついてきたところでパスを出す、といったこともできるため、プレーの幅を広げるためにも、ドリブルも欠かせない技術だと言えます。
ボールを蹴る
ボールを蹴るとは、パスやシュートといったキックのことです。いくら味方からのパスを正確にトラップしても、いくら相手ディフェンダーを置き去りにするドリブルができても、最後のシュートの際にボールが蹴れなければ意味がありません。また、サッカーの試合においては、パスをする機会が多いため、キックはサッカーをする上での大前提となる技術だと言えます。
初心者にもオススメの基礎練習メニュー
ここでは、止める、運ぶ、蹴るといった技術を身につけるための基礎練習を紹介します。簡単にできるものなので、ぜひ参考にしてみてください。
リフティング
サッカーを始めたばかりの小学生におすすめなのが、リフティングです。リフティングはボール感覚を養いたい時にぴったりの練習だと言えます。インステップやインサイド、アウトサイド、太もも、頭など、体の様々な部位を使ってリフティングすることで、ボールに触れる時の力加減やどこにボールを当てればいいのか、といったことを理解することができるでしょう。
トラップ
トラップ練習は、1人でも行うことができます。1人の場合、ボールを真上に投げて落ちてくるボールをトラップします。また、壁がある場合は、壁にボールを蹴って跳ね返りをトラップすることも可能です。
また、2人以上いる場合は、2人1組でのパスの他、ランダムにボールを投げてトラップをする、といった形での練習が行えるでしょう。
トラップは、プロを見ると簡単なように見えるかもしれませんが、一朝一夕で身につくものではありません。様々な部位を使って練習するようにしましょう。
ボールタッチ
ボールタッチは、足の裏やインサイド、アウトサイド、つま先など、様々な部位を使ってボールを動かします。足の様々な部位でボールを扱う感覚を養えるため、ドリブルやフェイントをかけるときにも役立つでしょう。ボールタッチの練習メニューは、足裏でのタッチ、インサイド、アウトサイドでのタッチなど種類は非常に豊富です。
まとめ
今回は、サッカーの基礎練習について解説しました。サッカーの基本は止める、運ぶ、蹴るの3つです。これらの技術を身につけるためにも、基礎練習は欠かせません。プロのスーパープレーもこの基礎技術のもとに成り立っているものです。ぜひコツコツと基礎練習に取り組み、基本技術を身につけてみてください。