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かかとが痛い原因はシーバー病のせい? 痛みの原因や対処法を解説

公開:2021年6月24日

キーワード:かかとが痛いかかとの痛みケガケガ予防シーバー病

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サッカーをしているお子さんから「かかとが痛い」と聞くことはありませんか? 子どもの場合、かかとが痛くなることが少なくありません。このかかとの痛みは、場合によってはシーバー病の可能性もあります。この記事ではかかとが痛い原因と痛みが発生した時の対処法について解説します。

かかとが痛い病気? シーバー病

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サッカーをしていると、慢性的にかかとが痛いと感じるようになることがあります。そして子どもの場合、この痛みの理由がシーバー病であるケースは少なくありません。

シーバー病とは、かかとの骨が炎症を起こす疾患のことで、膝が痛むオスグッドとともに成長期における代用的なスポーツ障害とされています。オスグッドになった子どもがシーバー病にもなったというケースは意外と少なくありません。

なお、シーバー病は成長期に見られる疾患ですが、成長痛とは異なるものです。

かかとが痛い原因

シーバー病をはじめとしたかかとの痛みは、かかとそのものというよりも、ふくらはぎの筋肉の過負荷が原因であることが一般的です。

具体的には、ふくらはぎの筋肉に負担がかかることで、かかとの骨に接地しているアキレス腱が骨を引っ張る状態になりかかとが痛くなる、という仕組みでかかとの痛みが発生しています。

なぜふくらはぎの筋肉に負担がかかるのかというと、その理由は姿勢の悪さにあります。悪い姿勢でのプレーは、正しい姿勢で行う場合よりも余計に筋肉に負担がかかってしまい、結果的に上記のような痛みにつながっていると考えられます。かかとの痛みを引き起こさないためにも、いい姿勢を意識することが重要です。

かかとが痛いと感じる場合の対処法

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かかとが痛いと感じる場合、サッカーの練習は休むことが1番の対処法となります。

痛みを軽減するために靴にインソールを使用したり、テーピングやサポーターを使用したりすることで、休むことなく治すこともできないわけではありません。しかし、痛みが残る状態でのプレーは、完治までに時間がかかる可能性があります。また、痛みが伴う状態でプレーしても思ったようなプレーができず、サッカーを楽しむこともできません。

そのため基本的には練習を休み、治療に専念するようにしましょう。

ちなみに治療のために病院を受診する場合「何科を受診するの? 」と思う人もいるかもしれませんが、かかとに痛みがある場合は、整形外科を受診してください。病院では問診や触診によって症状の確認が行われます。

病院を受診するべき? チェックポイント

かかとに痛みがあるものの、病院を受診するべきか迷っている人も中にはいるでしょう。そのような場合は、以下の点をチェックしてみてください。

  • サッカーをしている時もしくはサッカーの練習・試合を終えた後にのみ痛みを感じ、時間が経つと痛みがおさまる
  • かかとやかかと付近が腫れている・熱を持っている
  • かかとが痛いため、つま先だけで歩くことがある

上記のような症状が見られる場合は、先ほど紹介したシーバー病の可能性があるため、病院を受診してください。もちろん上記に当てはまらなくても、痛みがある場合は一度病院を受診しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、かかとが痛い原因や対処法などについて解説しました。子どもの場合、かかとの痛みの原因がシーバー病であることが珍しくありません。痛みを伴う状態での練習は、高いパフォーマンスの発揮が難しく、サッカーが楽しくなくなる可能性もあります。そのため、大切なのは、しっかりと治して万全の状態でプレーを楽しむことだと捉え、できるだけ練習は休むようにしましょう。

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