サカイクでは、以前『チームユニフォームの賢い選び方！』と題してオーダーメイドユニフォームのご案内をしましたが、この記事がきっかけとなって、神奈川県で活動している少年団のチームがユニフォームを新調することになりました。チームのご協力により、実際の注文から納品までの流れを取材することができましたので、ご紹介しましょう。

 

 

神奈川県藤沢市で活動する善行サッカースポーツ少年団（以下、善行SSS）は、低学年の子どもたちには、まだまだ身長が伸びることを考え、団が所有しているユニフォームを貸し出しているのですが、そのレンタルユニフォームも長年の使用でそろそろくたびれていました。

 

そんな折に、ひとりの指導者から、サカイクのサイトに掲載されていたオーダーメイドユニフォームについての提案が役員会でありました。メリットとして、『安い・デザインが自由・追加注文が1枚からできる』ことなどがあげられると「良い物が安くできるのなら」と全員一致。まず、オーダーメイドユニフォームの専門店V-ELEVENのサイトにて、シミュレーションを実施してみることになりました。

 

 

やはり、何といっても重要なのは見積もりです。デザインもさることながら、試算もできるV-ELEVENのシミュレータで確認します。善行SSSでは、ユニフォームの購入資金をコツコツと蓄えてきました。

 

「そのなかには、OBたちが後輩に残してくれたものも含まれています。好意を無駄にすることはできませんので、少しでも有効に活用したい」との思いが、学年委員の皆さんにはあったといいます。

 

試算の結果、当初、スポーツショップで揃えようとして計上していた予算があれば、なんと半額程度で作成できることがわかりました。「ただ、実物を見てみないとなんともね……」という不安は残ります。高いコストパフォーマンスが実現されているかは、誰しもが気になるところ。そこで、サンプルを取り寄せて確認することになりました。

 

 

 

到着したサンプルを手に取ってみて「生地に厚みもあって、しっかりと作られている」との声が多くあったようです。低価格を実現とはいえ、ぺらぺらな生地ということもなく、また縫製の部分についても、子どもたちのデリケートな肌に当たってもかぶれや痒みの原因にならないことを確認したとのことです。指導者や保護者の立場からの目線で確かめ、納得したうえで正式に注文をする運びとなりました。

 

 

いよいよデザインを決めていきます。ベース色は赤に決定。あとは、V-ELEVENのデザインシミュレータで各役員が検討することに、「シミュレータといっても難しさや面倒なことは全然なくて、デザインの参考にするために海外の有名クラブのものを調べたりしていたら楽しくて。気がついたら結構夜遅くまで夢中になってしまい、すっかり寝不足になりました（笑）」とのコメントも寄せられたようです。

 

こうして集まった案を善行SSSのHP上で公開して、指導者と役員で投票して、デザインが決定しました。

 

善行SSSのHP画面より

 

 

さて、発注はしたものの、実際に現物が届いてみるまではドキドキだったそうですが、納品されたユニフォームを手にとってみて「色合いを心配していましたが、まったく問題ないですね」と指導者の声。「かっこいい！」「新しいのは気持ちがいいね」と実際に袖を通した子どもたちの感想です。保護者の皆さんからも好評だったようです。

 

「いまは、背番号が70番台までですが、将来は3桁4桁でも足りなくなるくらいに大勢の団員が集まってくれたら最高です（笑）。子どもたちと賑やかにサッカーを楽しみたいですね！！」と善行SSSの座間吉宏団長は笑顔で話してくれました。

 

取材当日は、夏休みにしてきたトレーニングの成果を試す公式戦の真っ只中。善行SSSの１、２年生の子どもたちは、真夏の青空の下、真っ赤な太陽のようなピカピカのユニフォームを着て、元気いっぱいに走り回り、見事に勝利をあげていました。

 

善行SSSのオーダーメイドユニフォームの仕上がり具合を、ご自身の目で確かめてみたい方は、ぜひ、善行SSSに、交流試合を申し込んでみてはいかがでしょうか。

 

◆ 善行サッカースポーツ少年団