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サッカー豆知識

【全少】一つの小学校が一丸となって戦うふじかげSC

公開:2014年8月 6日

キーワード:全日本少年サッカー大会

8月5日、全国少年サッカー大会3日目。各都道府県代表48チーム(前年度優勝の茨城県からは2チーム)は、午前中のうちに一次ラウンドの第三戦目を行い、各12グループの順位が決定しました。グループリーグの1位、2位の合計24チームは2次ラウンドに進出。2次ラウンドでは、各3チームずつ8グループに分けてリーグ戦を行い、1位のみが勝ち進める決勝トーナメントを目指します。そして、残念ながら1次ラウンドで3位、4位になってしまったチームは、ドリームリーグを2次ラウンド同様に行い、ドリームトーナメント進出を目指して戦います。
 
ふじかげSC山形
 
 さて、その大会三日目の午前中、初日に連敗したため、2次ラウンド進出の夢は潰えていましたが、初の全国の舞台で、意地の一勝をおさめようと奮闘しているチームがありました。それは、ふじかげSC山形です。
 
山口雄二監督
 
 なんと、一つの小学校の生徒のみで構成されているふじかげSCは、団結力で全国大会という夢の地への扉を見事こじ開けたチームです。山口雄二監督は、「学校で同じクラス同士の子もいるからね」と明かし、続けて「同じ学校で、連絡がすぐに通じるのはいいこと。保護者さんからもたくさん協力も得られやすかった」と、保護者の方々も一丸となり戦ってくれたことを、全国進出の勝因に挙げます。また、「あとはタイミングやな。何か、持っていたからね(笑)」と、冗談を交えながら語ってくれました。
 
 さて、こうして静岡の地で、全国の強豪を相手に戦う機会を得たふじかげSCですが、第一試合レジスタFC戦、第二試合サンフレッチェ広島戦、共に6-0で破れてしまいます。
 
ふじかげSC山形
 
 監督は、「結果を重視して、負けないサッカーをしようと思って臨んだ。引き分けてもいいから負けないように。あとは、(ピッチ内で戦う選手達に)気づきを与えるようにしていた。ボール持っている人、持ってない人が(その場で何が起きているのかを)気づいて、コーチングし合うことで連動して、チームでゴールを決めるサッカーを目指した。けど、そういうことがなかなかできなかった」と、コンセプトを持って大会に臨んだものの、結果が伴わないこと悔やみます。
 
 それでも、大会はまだ終わっていません。最後に全国で1勝をという願いを胸に、選手達は第三試合沖縄県代表のエスペランサFC戦に臨み…
 
続きはスーパースポーツゼビオが提供するジュニアサッカーサイト「Junior Soccer United」で!
 
ふじかげSC山形
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