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大東建託Presents 眠っているサッカーシューズを届けようプロジェクト

公開:2023年3月23日 更新:2023年3月27日

■約300足が子どもたちのもとへ

足が大きくなってしまい、履かなくなったトレーニングシューズ。自分の足にイマイチ合わず、履かないままのサッカースパイク。そんなシューズでも、どこかに必要としている人がいます。

サッカーシューズを通し、知らない誰かと繋がることができることを知ってほしいという想いから、サカイクと大東建託が協同し、『眠っているサッカーシューズを届けようプロジェクト』が立ち上がりました。

約300足が児童養護施設の子どもたちのもとへ届いた今回のプロジェクト。
たくさんの人の想いが詰まった特別な取り組みの様子をレポートします!

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■全国から、履けなくなったシューズが集結

『大東建託Presents 眠っているサッカーシューズを届けようプロジェクト』は、履く機会がなくなったサッカースパイクやトレーニングシューズを全国から募集し、シューズクリーニングの専門業者と大東建託の社員がていねいにクリーニングを実施。

きれいになったシューズを、Jリーガーを中心に夢の価値を伝える活動を行う『F-connect』協力のもと、2歳から18歳の子どもが生活する児童養護施設にお届けする企画です。

今回のプロジェクトには、約300足のシューズが集まりました。想いを繋ぐシューズを送ってくれた方々は、参加するときの気持ちを、次のように話してくれました。

「サイズアウトしたシューズを処分するのではなく、有効活用する方法があるのではないかと思っていたところ、この企画を知りました。とても有意義だと思います」

「サイズが合わなくなり、履けなくなったシューズがあったのですが、周りにあげる人がいませんでした。誰か履いていただける人がいれば、ぜひ活用していただきたいなと思って応募しました」

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■シューズの汚れは、子どもたちがサッカーを頑張った証

大東建託の社員は、このプロジェクトに込めた想いを、次のように話します。

「シューズの汚れは、子どもたちがサッカーを頑張った証です。それをきれいにして、次の子がこの靴を履いて頑張れるといったように、想いを繋げていくことができる企画だと感じました。会社としても、このような取り組みを通じて、多くの気づきを得ることができる機会だと思っています」

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泥や汚れのついたシューズを手洗いする中で「自分たちがひと手間加えることで、必要としている人の役に立ち、資源の有効活用になると思いました」「洗ううちにきれいになって、心もすっきりしました」「このシューズを誰かがまた使ってくれるんだなと思うと、やった甲斐がありました」と、充実した表情を見せていました。

■元Jリーガーも協力

そして、きれいになったシューズを児童養護施設に渡しに行く日がやってきました。協力してくれたのは、Jリーガーを中心に夢の価値を伝える活動を行う『一般社団法人F-connect』です。

F-connectのメンバーとして、精力的に活動を行う新井純平さんは、横浜FCなどでプレーした元Jリーガー。新井さんは「想像以上にたくさんのスパイクをお送りいただき、驚きました。本当にありがとうございました!」とうれしそうに話していました。

施設の子ども達に向けて、新井さんと大東建託の社員がスパイクを一つひとつ、心を込めて渡していきます。子どもたちは「これがいい!」「かっこいい!」など、喜びの声をあげていました。新井さんは言います。

「子どもたちがスパイクを履いて楽しんでいる様子や、元気に活動している姿を見て、非常に嬉しく思っています。これからも、子どもたちが元気になり、夢を追い続けられるような活動を続けていきたいです」

新井さん.jpg

児童養護施設のスタッフによると「F-connectさんとの繋がりから、多くの子ども達がサッカーに興味を持っている」そうで、地域のクラブや部活でサッカーを頑張っている子もいるそうです。

「子どもたちは成長が早く、毎日同じ靴を履いているので消耗が激しいです。今回、たくさんのスパイクをいただけて、本当に嬉しいです。子どもたちは、いただいた方への感謝の気持ちを忘れず、サッカーを頑張ってほしいと思います」

施設スタッフさん.jpg

■シューズとともに繋ぐ想い

今回のプロジェクトに取り組んだ、大東建託の和賀直部長は、子どもたちにシューズを手渡した後、サッカーをしている姿を温かい目で見守っていました。

和賀部長はプロジェクトを終えて「施設の皆さんに喜んでいただけて、本当に良かったと思います。施設関係者の皆さん、サッカー好きのスタッフの皆さんの協力のもと、実現することができました。ありがとうございました」と感謝を口にしていました。

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シューズを履き、サッカーを楽しんだ子どもたちは「このスパイクを使って、もっと上手になりたい。大事に使います」「かっこいいシューズをありがとうございます。このシューズでたくさん練習して、もっとサッカーが上手になりたいです」と、ピカピカのシューズを手に、笑顔で話してくれました。

大東建託のみなさんやF-connect。そして何より、全国からシューズを寄贈してくれた方々の協力により、実現したこの企画。子どもたちのもとへ、シューズに加えて「繋ぐ想い」も、しっかりと受け継がれたことでしょう。

きれいなシューズを履いて、サッカーを楽しむ子どもたちの表情には、たくさんの喜びと笑顔が溢れていました。

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■プロジェクトの一連の様子を収めたムービーはコチラ!

①このようなプロジェクトを大東建託が推進していることを知って、同社にどのような印象を持ちましたか?
②このようなプロジェクトが社会貢献に寄与していると思いますか?

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