考える力
「サカイクのコーチは子どもひとりひとりのプレーを見てくれる」サカイクキャンプ参加者の声
公開:2016年2月12日 更新:2021年1月27日
サカイクキャンプは「自分で考える」ことが基本です。うちの子はサッカーは大好きだけどちょっと引っ込み思案で……、お友だちと仲良くなれるのか不安で……と、参加を躊躇されている方もいると思います。そこで、実際にサカイクキャンプにお子様を送り出した親御さんにお話しを聞いてみました。参加を悩まれている方、ぜひ、参考にしてみてください。(取材・構成 前田陽子)
■久保さんの場合(お子さんが小学5年生の冬にサカイクキャンプ岩手に参加)
―サカイクキャンプに参加したきっかけは?
子どもの世界を少しでも広げてあげたい、普段の練習や生活では気づくことができない発見をしてほしいと、参加を決めました。子どもに話したところ、同じチームから参加する子どももいるとのことで行くことに賛成してくれました。他のキャンプでは「行きたくない」と駄々をこねられたこともあるのですが、今回はすんなり参加を決断しました。
―キャンプに参加する前に心配だったことはありますか?
内気な子で、自分から行動するタイプではないので、馴染めるかは心配でしたが、行ってしまえば仲良くなれるかなと、送り出しました。初めて会うお友達と同室で、なかなか声がかけられなかったようですが、お友達ができたと言っていたので、キャンプは楽しかったようです。
―キャンプは見学に行かれましたか?
見に行きました。コーチたちは子どもたちをのせるのがとても上手だなと感じました。キャンプ中、コーチたちは怒らないですし、たくさんほめてくれますよね。ほめてくれるだけでなく、アドバイスももらえるのがとてもよかったです。息子も「サカイクのコーチはひとつひとつのプレーに声をかけてくれて、ぼくのことを見てくれているのがうれしかった」と言っていました。今回は1泊2日のキャンプでしたが、もっと長くても良かったです。
―チームでのお子さんの様子はキャンプの前と後では変わりましたか?
テクニックの部分はよくわかりませんが、コーチから「気持ちが焦ってしまうから、次のプレーにうまく移れない」と言われたようで、そのために気持ちを落ち着かせる方法などを学んできたようです。キャンプから帰った翌日に大会があったのですが、そこではサカイクキャンプで学んだことを実践できたようで、準優勝できました。また、これまでは自己表現が苦手で、ゴールを決めてもおとなしかったのですが、喜べるようになっていたのがうれしかったです。
―サカイクキャンプの感想を教えてください
とても身近な感じがしました。料金がそれほど高くないのもうれしいですね。キャンプに行って、技術面はもちろんですが、声の出し方やサッカーを取り組む姿勢なども勉強になったようです。また、ぜひ参加したいと親子共々考えています。
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取材・構成 前田陽子