夏休みが終わり三週間、ようやく子どもたちも日常に戻った今日この頃ですが……。ライターという仕事をしながら、子育てする私にとって、子どもが家にいる夏休みは大騒ぎの期間です。忙しさに追われ結局何もできず、気づいてみれば秋。この夏って何してたんだっけ?と毎年この時期に思います。そこで息子との夏休みをいまさらながら振り返ってみました。
まだ、学童保育があった小3までは、朝起きて学童に行く、ということが日課としてあったので良かったのですが、小4以降はそれもなくなり……。朝はいつまでも起きない、昼間はダラダラ、時間があればゲーム三昧、夜もいつまでも起きているけれど、いつ宿題をするのやら(苦笑)。
毎日、お昼ご飯が必要になるので、出勤前に、お弁当を作らなければいけないこともあり、夏休みが始まった早々から、早く終われ~と願っていました。
そんな、私の息子が所属しているのは、ボランティアの父兄が運営するサッカー少年団ゆえ、夏休みの平日には、練習は皆無で、週末の練習と、お盆の時期に合宿がある程度。それなので、ボールを触らずに1週間を過ごすということもあります。それで「本当にサッカー選手になりたいのか!」と口論になることもしばしば。
さすがにまずいと思うのか、お友達を誘って、ボールに触ってはいるけれど、学校のグラウンドも開放されていないと、サッカーらしいことをすることもできません。クラブチームにでも、通っていれば、もっと定期的に練習があったり、合宿や遠征に出かけたりと忙しく過ごすのでしょうね。
今、プロとして活躍している選手たちは、夏休みをどうやって過ごしていたのでしょうか? 選手たちに「どういう子どもでしたか?」というのは聞いたことがありましたが、休みについては、聞いたことがありません。今度、機会があれば、長期休暇をどう過ごしていたのかを聞いてみたいな~、と思います。
子どもにとってはあっという間なのでしょうが、母にとっては、長くつら~い夏休み。親子の時間を増やす努力をしながら、もっと有意義に過ごせばよかったな~と、振り返って思います。やっぱり、今年も我が家の家族旅行は、サッカー合宿でした!(※パパはコーチ、私は世話人として参加です。笑)
みなさんは、どんな夏休みでしたか?少し時間を置いた今、冷静に振り返ってみるのもいいかもしれませんよ。ただ出るのはため息だけかもしれませんけど……。来年はもっと充実したものに! って、これも毎年思っていることか。
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写真/小川博久(全日本少年サッカー大会より) 文/kilohana 前田陽子