午前中に集合して、1日2試合、3試合という日ってありますよね?
そんな時、どのようなタイミングで食事を取らせていますか?寒いこの時期は温かいものも食べさせたくなりますが…
■まずは朝食をしっかり食べさせる
家を出る前に、しっかり食事をさせましょう。主食+主菜+汁物などバランス良く食べられれば、これで1試合目はがんばれるはず。寒いこの時期は、具だくさんのスープ+パンというのもいいでしょう。具材を切っておくなど、前日の夜に下ごしらえをしておけば、朝、短時間で料理ができますよ。
■昼食か、間食か。次の試合までの空き時間がポイント
1試合目が終了すると「おなか空いた~」という声があちらこちらから聞こえてきませんか? 次の試合のためにも空腹では、力が入らないでしょう。ただし、試合終了後30分の空き時間で次の試合と言う場合は、水分補給だけで十分。食べることで胃腸が動き出したところで試合をすると、試合中におなかが痛くなったり、便意を催すことも。試合に集中できなくなるので、食事は避けた方が無難です。
次の試合まで1時間以上あるなら、軽く食事をしてもいいでしょう(ただし消化のよいもの)。小さめのおにぎり1個、バナナ1本、ゼリー飲料(エネルギー補給ゼリー)1個程度が適量です。ここで食べすぎてしまうと、前述の通り。たっぷり食事をするのは試合後までお預けです。
■カップラーメンで温まりたい?
寒いこの時期には、昼食として熱いお湯を持参し、カップラーメンを食べる姿もたまに見かけます。寒風の中で食べるカップ麺は体を温かくしてはくれますが、サッカーをするエネルギーにはなってくれないそうです。子ども本人が「これで力がつく!」と言うのなら、食べてもいいかもしれませんが、あまりオススメはしません。
■はちみつ漬けのレモンは遠い昔…
私たちが子どもの頃にスポーツの合間に食べるものと言えば、レモンスライスをはちみつに漬けたものでした。甘くてすっぱいレモンスライス、試合の前日に準備していたのが懐かしい…。
疲労回復、エネルギー補給になると言われているはちみつ漬けのレモン。レモンの皮をきれいに洗い、薄くスライス、適量のはちみつに一晩漬ければ出来上がりと、作るのも簡単。今の時期ならお湯を加えてホットはちみつレモンというのも、子どもに喜ばれそうですよね。
前田陽子//
まえだ・ようこ
中2・小6の息子がサッカー部所属の東京在住ママエディター&ライター。静岡出身で、小学校時代の恩師の影響でサッカー好きに。 旅行などのレジャー記事をメインに、サッカー選手をはじめアスリート、著名人へのインタビューなどを企画・編集・執筆中。
休日は少年団の世話人を務めるなど仕事、子育てに奔走中。
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文/kilohana 前田陽子、写真/小川博久