キーワード：指示に反応して動く
【やり方】
選手はコーチが指示したほうに素早く移動する
コーチは１、２秒に１度指示を変える
最後にラインを越えるか、コーンにタッチしたらゴール
【ポイント】
①反応スピードを上げるため、コーチは出来るだけ細かく指示をする
②方向だけでなく、座るやジャンプなど様々な動きも取り入れてみる
今回の主な内容
友だちと協力できるようになる！ウォーミングアップまとめ
初対面でも仲良く、協力できる！ウォーミングまとめ
サカイクが掲げるテーマ『自ら考えるサッカーを子どもたちに』を、実際に子どもたちに伝える『サカイクキャンプ』では、さまざまな工夫を凝らしたウォーミングアップを行っています。初対面の子ども同士がすぐに仲良くなれる"アイスブレイク"、社会性を育み仲間と協力することの大切さを伝える"ASEプログラム"、適切な身体の使い方を覚える"コーディネーショントレーニング"などの要素を取り入れることで、子どもたちがウォーミングアップ後のトレーニングに心身ともに最適な状態で入れるように促します。
今回は、そんな"友だちと打ち解けて協力できるようになる"ウォーミングアップをまとめました。あなたのチームはもちろん、親子や友達同士で行えるものもあるので、ぜひお試しください。
連続股くぐり
【やり方】
２人１組となって前後に続いて走り、前を走る人は１号車、後ろの人は２号車とする
コーチの合図で前の人は止まって足を開き、後ろの人は背後から前の人の股をくぐる
くぐったらまた前後に続いて走り、合図とともに後ろの人は背後から前の人の股をくぐる
【ポイント】
①慣れてきたらスピードを上げてみる
②楽しませながら身体を動かせる
３人１組背中を守れオニ
【やり方】
コートの四隅にコーンもしくはマーカーを置く
３人１組になり、２番目・３番目の選手は前の選手の肩に手をかけ、離れないようにする
先頭の選手が他の３人組みの３番目の選手の背中にタッチすると１点とする
【ポイント】
①３人でまわりを見ながら声を掛け合って動く
②制限時間を設けて一番得点した３人組を勝ちにするなどのゲームで盛り上げる
４人１組背中を守れ
【やり方】
４人１組で行う。２番目、３番目、４番目の選手は前の選手に手をかけて離れないようにする
４人で協力しながら、他の４人組から背中にタッチしようとするのを防ぐ
何組か同時にやってもよい
【ポイント】
①チームプレイの要素があるので全員で息を合わせて動く
②全員で協力して動くことを覚えてもらう
おしくらまんじゅう
【やり方】
10～15人が背中合わせで腕を組んで輪になる
全員が背中側に集まって、それぞれが背中で押し合う
【ポイント】
①輪が広がらないようにみんなで協力する
②組んだ腕を離さずに、他の子に負けないように背中で押し切る
ブルドーザー（おしくらまんじゅう応用）
【やり方】
おしくらまんじゅうをしながら、コーチの指示で左右に進む
進むだけでなく、コーチの合図でジャンプやしゃがんだりもする
一定の時間を繰り返し行う（30秒前後を目安）
【ポイント】
①輪が広がらないようにみんなで協力する
②コーチの合図が見えない人もいるので声を出し合って協力して動く
明日天気にな～れ
【やり方】
片方の靴を足で遠くへ飛ばす
靴が飛んだところへケンケンで行ってマーカーを置く
元の位置にケンケンで元の位置へ戻り、反対の足の靴を飛ばす
今度は反対の足でケンケンして靴の位置にマーカーを置き、ケンケンで元の位置に戻る
一番遠くに靴を飛ばした人が勝ち
【ポイント】
①必ず靴を履いているほうの足でケンケンで行く
②戻る時に靴を履いても必ずケンケンで戻る
サカイクキャンプのウォーミングアップでは、トレーニングに入るための準備運動という目的の他に、"仲間と協力する"という目的も含まれます。たとえば上記の『４人１組背中を守れ』では、背中を守るという目的の中で、チームでどうしたらいいか？ を話し合いながらたくさんのアイディアが、子どもたちから次々と出てきます。複数で協力することで、仲間を助けたりリーダーシップをとったりと、子どもの個性が出てきます。このように、子どもたちが意見やアイディアを出しやすい雰囲気づくりをサカイクキャンプでは心がけています。なにより動画を見てもらえばわかりますが子どもたちが"楽しく"取り組んでくれます。
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撮影協力：シンキングサッカースクールユーカリが丘校
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