無理な押し付けは逆効果!女子には女子特有の指導が必要
多くの女子小学生がサッカーに取り組み、次世代のなでしこを目指しています。
一方で、女子のみのチームはまだまだ少なく、男子チームに混ざってプレーする選手も多くいます。
指導法も男子と同じというケースも多く見られますが、それでいいのでしょうか?
最近は女子サッカー選手も増えてきましたが、地域によってはまだまだ女子だけのチームを組むことが難しかったりして、男子と混合のチームでプレーしていることも多いのが現状です。
指導も男女同じようにしていると、「あれ?」と思うこともあるのでは。
男子は「とりあえずこれをやって」と言えば動き出すけれど、女子は「どうしてそれをするのですか?」と質問をしてきたり、トレーニングの意義を納得していないと身体がよく動かないことも。
女子選手を伸ばしたいなら指導者が知っておきたい「女子特有の指導」などをピックアップしてご紹介します。
多くの女子小学生がサッカーに取り組み、次世代のなでしこを目指しています。
一方で、女子のみのチームはまだまだ少なく、男子チームに混ざってプレーする選手も多くいます。
指導法も男子と同じというケースも多く見られますが、それでいいのでしょうか?
男子と同じように教えているけど、なんだか違う...。
女子にサッカーを教えることの難しさを感じている指導者もいるのではないでしょうか。
少女チームのアンジュヴィオレ広島で普及・育成を担当され、女子の指導に定評のある柴村和樹さんは男子と女子では指導の手法を変える必要があると言います。それはなぜなのでしょうか?
柴村さんの言葉には、親子間のコミュニケーションのヒントが詰まっています。
「なんで女なのにサッカーしてるの?」
日テレ・ベレーザでプレーしていた元なでしこジャパンの小林弥生さんが、小学生のころ所属していたサッカー少年団の男の子たちから言われたひと言です。
サッカーは男子だけのものではないのに...。悔しい。
今サッカーをしている女子のなかには、似たような経験を持つ子もいるでしょう。
小林さんがなでしこジャパンまで上り詰める原動力となった負けん気はどのように育まれたのでしょうか。